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【発達支援ゆずの動画】ゆず丸田OTのオンラインセミナーを実施しました!感覚統合療法は、認定講習会を終了したセラピストに担当してもらおう!

2021年7月11日(日)10時〜12時、ゆずの保育所等訪問支援事業および居宅型児童発達支援事業の支援員として参画してくれている、作業療法士の丸田のオンラインセミナー(支援者向け)を開催しました。

初めは定員を40名にしていたのですが、キャンセル待ちがあまりにも多かったため、少しずつ定員を変更していったのですが、最終的に80名となりました。倍になってるやん!!😅

 

テーマは、発達障害のあるお子さんに対する感覚統合療法の基礎と実践のヒント、ということで、療育業界の中でもホットな話題、感覚統合療法のお話でした。

上の動画では、セミナー後に丸田OTとゆずのおっちゃんが、感覚統合療法について話しています。

 

動画内でもご紹介していますが、丸田OTから、感覚統合療法を受ける際に知っておくべきポイントを教えてもらったので、こちらでも簡単にご紹介します。

それは、

感覚統合療法を受けるなら、認定講習会の治療コース(Cコース)まで履修したセラピストに担当してもらうこと

だそうです。

感覚統合療法の認定講習会は、日本感覚統合学会が主催しているのですが、これには「Aコース」「Bコース」「Cコース」とあり、A・Bは机上学習、Cは実践講習となっています。

Cコースまで履修したセラピストでないと、治療(療育)は行っていけないことになっています。

その理由は、AコースやBコースだけ受けたセラピストが感覚統合療法を実施すると、事故につながるリスクが高くなるからとのことです。

 

感覚統合療法は、揺れや回転、ジャンプな体を大きく動かす動きを取り入れます。

また、大型遊具のような器具を使い、ダイナミックな動きを出す中で感覚統合を促していくことが多くあります。

その場合、子どもの評価を適切に行えない人(治療コースを終了していない作業療法士)が実践すると、(子どもの評価が不十分なことから)転倒・骨折・脱臼等の怪我につながる事例が多くあります。

 

今は、ある意味感覚統合療法の知名度が上がってきている反面、あちこちで「感覚統合療法もどき」が実践されています(例えば「感覚統合運動」や「感覚統合学習」など適当な名前に変えているものもあります)。

こういった「もどき」は事故のリスクだけではなく「治療」とは程遠いですので、感覚統合療法を受ける際には「担当セラピストが認定講習会の治療コースを履修した人かどうか」を確認するのが良いでしょう。

 

丸田OTによると、神戸の療育センターでも治療コースを終了していないセラピストが実施しているそうなので、この場合も「先生は認定講習会の治療コースを終了されていますか?」と聞くのが良いそうです(丸田OTは、私と同じく神戸市の療育センターで作業療法士として働いていたこともあるので、療育センターの事情に詳しいです)。

とはいうものの、面と向かって聞くのも気が引けることもあるかと思いますので、本来は提供側が配慮(正しく行える人に実施させる)することが大切なのはいうまでもありません(神戸市ではちょっと難しいですが)。

ちなみに、ゆずをご利用の方で「どうしよう。今度から感覚統合療法が始まるのだけど・・・」などとお困りの場合は、どうすればいいか丸田OTに聞いておきますので、ご遠慮無く仰って下さい(丸田OTは訪問支援でほとんど在室していないのですので)。

 

今回セミナーを実施して、「評価を正しく行えること」は、療育において基本中の基本になるなあと改めて認識しました。

私は理学療法士なので、巷の「運動療育」に色々感じることがありますしね(丸田OTが、巷の感覚統合療法に思うことと同じだと思います)。

 

そして、思ったことがもう一つ。

ゆずでは、セラピストだけでなく、保育士も発達評価チャートに則って、お子さん一人ひとりの発達検査を行ってからプログラムを立案しますが、これはゆずの根幹をなすものとして、方針変換してはいけないなと思いました。

評価ができていないのに、療育プログラムを実施するというのは、セラピストの感覚からしたらあり得ない話です(自分の子どもなら通わせません)。

その分、ゆずの保育士さん達には、多大なプレッシャーを与えていると思うのですが、認知言語促進プログラムに基づいてきちんと発達評価をし、その結果について保護者の方に説明する、というスキルを持った上で保育プログラムを実践してくれています。

 

これからも評価にはじまり、評価に終わる、を実践していきたいと思ったセミナーでした。

MEMO
いわゆる「感覚遊び」は保育場面でもよく行うことなので、それ自体は(安全であれば)悪いことではありません。ここでお話しているのは「感覚統合療法」(発達特性のあるお子さんへのセラピー)として行う場合についてです。