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ゆずフィロソフィー|保護者の皆様への約束と、スタッフの誓い

発達支援ゆずをご利用、ご関心をお持ちいただいている皆さまへ。


発達支援ゆずでは、保護者の方々に「ゆずを選んでよかった」と思っていただける療育を目指し、理念と価値観を明文化しました。
このフィロソフィーは、スタッフ一人ひとりの行動の軸であり、ゆずという組織の在り方そのものです。

児童発達支援事業所の数は年々増え、「選ばれる支援」の時代が始まっています。
その中で、ゆずが信頼され続けるためには、昨日と同じことを繰り返すのではなく、常に変化する保護者ニーズを的確に捉え、「心から納得し、信頼できる支援」を提供し続けることが求められます。

そのためには、まず私たち自身が、同じ理念のもとに一体となって進む必要があります。

ここでは、保護者の皆さまへの約束としての理念と、スタッフが実践すべき姿勢を一つのページにまとめました。
私たちの決意と実践の方針を、ぜひ知っていただければ幸いです。


【1】保護者の皆様への約束

  1. 親子の「今」を支え、未来につなげる
    私たちの療育は、今この瞬間の困りごとに寄り添うことから始まります。
    でもそれだけではありません。今日の関わりが、5年後・10年後の未来の笑顔につながるように。
    子ども一人ひとりの育ちの軌跡を、親子とともに歩んでいきます。
  2. マンツーマンのぬくもり × 専門性
    発達支援ゆずでは、完全マンツーマンの支援を行っています。
    小さな変化にも気づけるよう、じっくりと時間をかけて向き合います。
    理学療法士・言語聴覚士・保育士など、専門職が連携して支援にあたることで、より確かなアプローチを実現しています。
  3. 保育の力を信じて
    子どもたちが伸びる場面は、実は「遊び」や「生活」の中にたくさんあります。
    私たちは、保育の視点を大切にしながら、「自然な育ち」を支援の中に取り入れています。
    療育とは、日常の中にあるもの――そう考えています。
  4. 保護者も、チームの一員
    保護者の方の不安や悩みも、私たちの大切なサポート対象です。
    お子さんのことを一番知っているのは、やっぱりおうちの方だから。
    一緒に悩み、一緒に笑って、一緒に考える。そんな関係でありたいと願っています。
  5. ブラック療育にNOを。エビデンスにYESを。
    「言うことを聞かせる」「行動を矯正する」――そんな昔ながらのやり方ではなく、
    子どもの尊厳を守り、医学的根拠に基づいたあたたかな療育を行います。
    根拠のない慣習や押し付けには、私たちははっきりとNOを伝えます。
  6. 地域とつながる、広がる支援
    保育園や幼稚園、教育現場との連携を通じて、地域全体で子どもたちを育てる環境をつくります。
    保護者と事業所だけではない、地域ぐるみの支援が、子どもたちの社会への一歩を支えます。

【2】ゆずスタッフの姿勢と誓い

ここからは、私たちスタッフがどのような気持ちでお子さんや保護者の皆様と向き合っているのか、その姿勢と覚悟についてご紹介します。

私たちは、理念にふさわしい療育実践をするために、以下のような行動を日々大切にしています。

  1. 保護者支援も療育の一部である
    支援対象は子どもだけではありません。保護者の方が育児に自信を持てるようにサポートすることも、私たちの大切な役割です。
    家庭での実践につながるような提案や、安心につながる関わりを意識します。
  2. 記録・報告・発信も支援の一部と考える
    日々の記録やフィードバック、SNS・ブログなどでの情報発信も、ゆずの専門性を社会に伝える大切な仕事です。
    ただの「作業」ではなく、言葉を通して支援の価値を届けるという意識を持ちます。
  3. 「子ども主体」と「成長支援」を両立する視点を持つ
    「無理をさせない」と「できることを増やす」は矛盾しません。
    子どもの気持ちに寄り添いながら、少し先のチャレンジを一緒に目指す、そんな支援のあり方を目指します。
  4. 子どもを“理解する”視点を持つ
    子どもの行動や反応を「見たまま」に捉えるのではなく、その背景や理由に目を向ける姿勢を大切にします。
    「なぜそうしたのか?」と考える視点が、支援の質を左右します。
  5. 「小さな変化」に気づけるまなざしを持つ
    目に見える成長だけでなく、ほんの小さな挑戦やがんばりを見逃さず、丁寧にすくい上げていくことが大切です。
    “できた”だけでなく、“やろうとした”ことにも意味を見出せる支援者でありたいと考えます。
  6. 専門性を持ち寄り、学び合う
    支援の質を高めるためには、職種や役割を超えて学び合う姿勢が欠かせません。
    「チームで子どもを見る」意識を持ち、自分の専門だけに閉じないオープンな関わりを大切にします。
  7. 保育・教育・医療の間に“橋をかける”
    ゆずの支援は、医療や療育だけにとどまりません。
    保育所・学校・家庭といった生活の場ともつながりながら、子どもが“社会の中で育っていく”ための支援を意識します。
  8. 「安心感のある場」を自らつくる
    子どもにとっても、保護者にとっても、スタッフにとっても、「ここは安心できる場所」と思えることが大前提です。
    その空気感は、一人ひとりの関わり方から生まれます。

ゆずとしての覚悟

私たちがここに掲げるフィロソフィーは、単なる理念ではありません。
日々の支援の中で、一人ひとりのスタッフがこれを軸に判断し、行動していく“私たちの誓い”です。

保護者の皆さまに、安心して大切なお子さまをお任せいただくために。
そして、「ゆずを選んでよかった」と心から感じていただけるように。

ゆずでは、このフィロソフィーに基づいた姿勢と行動ができるスタッフにだけ、大切なお子さまの支援を託しています。

方針やルールに反する行動、自分のやり方に固執してチームの信頼関係を損なうような姿勢に対しては、たとえ内部であっても“見て見ぬふり”はしません。
私たちは、組織としての信頼と一貫性を守るために、必要なときには毅然とした対応を行ってきました。これからも、その姿勢を変えることはありません。

それは、“厳しさ”ではなく、“本気”の証です

スタッフ同士が信頼し合い、同じ理念に基づいて行動することで、はじめて、お子さんと保護者の方にとって本当に安心できる支援が実現すると、私たちは信じています。

だからこそ―
日々の療育に向き合う時間には、子どもたちの小さな変化に立ち会える感動があります。
保護者の皆さまとの信頼の積み重ねがあります。
そして、仲間と共に挑戦する誇りがあります。

子どもと保護者の未来のために、そして私たち自身の専門性と信念のために
私たちは、これからも本気で、チームで、療育に向き合っていきます。