発達障害児のための個別学習塾「寺子屋ゆず」2024年4月リニューアルOPEN!

【新年に思うこと】療育業界の質の向上より、ゆずスタッフの働きやすさを第一に考える

WARNING!!

この記事は、読む人によっては、気分を害すことがある(かもしれない)記事内容となっています(特に療育業界に夢と希望を抱いている人)。

保護者の方には直接関係ないお話ですが、人によっては「イラッ」とする場合があるかもしれません。自己判断の上、読み進めていただくようお願いします。

気分を害されても、「お気の毒に」としか言えませんので、どうぞご了承くださいませ。

新年あけまして、おめめ。

ども!ゆずのおっちゃんです。

みなさま、お久しぶりですね。お久しぶりぶり。おならブリブリ。

新年からフザケてスミマセン!


さて、こちらのブログもしばらくぶりでございました。

色々忙しかったということもあるのですが、昨年は療育業界の懐の狭さといいますか、レベルの低さといいますか、そういったことを感じる出来事がいくつかあり、浮世離れしたスナフキンのような気持ちになっていたことも、ブログ更新が滞っていたことと多少関係しています(ちなみにゆずのおっちゃんに影響を与えた人は、ブラックジャック・幕末の志士中岡慎太郎・スナフキンです)。

「ほうほう。レベルの低さって、何やねん?」と思った方も5人くらいはおられるかと思いますので、2つほどご紹介したいと思います。


1つ目。

実は、昨年後半から、インターン生の募集を開始したのです。

将来療育業界に進みたいと考えている大学生や院生の方を対象に、研修生という形でゆずの療育を見ていただき、将来の(支援者として働く際の)参考にしていただこうというものです。

療育業界で働くことに夢や希望を持っていただきたい、という想いからインターン生の募集を始めたわけです。

スタッフにとってみれば、学生さんの実習(のようなもの)として受け入れる形になるので、業務の負担は大なのですが、それは一つの社会貢献だと考えていたのです。


そのことをTwitterでアナウンスしたところ、とある療育支援者の方から次のようなリプライ(引用だったかもしれません)がありました。

「ボランティアとか言って、そうやって人手を集めるなら、無償とかじゃだめだよね」(意訳)

つまり、「インターン生といいながら、スタッフの手が足りないので、ボランティアでうまく使えるスタッフを募集しているだけの話やん。それなら、有償ボランティアにしろよ」ということのようです。


これを読んだ時に、「うわー、療育業界って、こんなふうに捉える人がいるんだ。低レベルな世界!」と思いました。

換言すると、「療育現場って手が足りないなら、学生でもいいから、手として確保すればOK」ってことを言っているわけですよね?


ゆずスタッフの名誉のために、言い返す。


ゆずの療育は、学生さんを適当に集めてきて、ちょちょいのちょいでできるようなものではないんですよね。

保育士さんや児童指導員さんも発達検査を行うわけですから、スタッフは全員(見えないところで)ものすごく努力をしているんですよ(いろいろな事業所のオーナーさんから「保育士さんが発達検査ができるようになるにはどうすればいいのですか?」と質問攻めにあうくらい難しいことなのです)。


インターン生に、お子さんを担当してもらうことなんて、あり得ないです。

できるわけ無いやん!という感じです。


あと、別にスタッフの手が足りてない、ということはありません。現在のスタッフだけで業務が遂行できる仕組みを構築していますので、全く困っていません。


というか逆に聞きたい。

そもそも療育って、そのへんの人を連れてきて適当に遊んでおくだけでいいの?

そんなん素人でもできるやん。


ですが、こういったコメントがあると言うことは、「適当に人を集めて運営している事業所さんもある」ということなのでしょう。

きっとこのコメントをされた方が、そういうところで働いているのでしょう。

または、オーナーさんかな。


こういうことから、ゆずのおっちゃんは「あー、しょうもないなー!」と思ったわけなのです。

というか、ゆずのスタッフを慮りました。

「スタッフは一所懸命トライアンドエラーを繰り返しながら、少しでも効果的な療育を、と思いながら頑張っているのに、一方で適当に人を集めて適当なことをやっていてもそれがまかり通る業界だなんて。ゆずのスタッフが報わる方法はないものか!」

ある。それについては、今は言わない(言わないんかいっ!)



もう一つの出来事も聞きますか?(笑)

え?そう?じゃあ、話そうかな(爆)


スタッフ募集を行っていると、いろいろな方が応募して来られます。

基本的には真面目な方が多いですが、時にとんでもない人が応募してきます。

とんでもない人とはどういう人かと言いますと、応募理由がとんでもない人です。


「では、弊所にご応募された理由を教えていただけますか?」


「はい。子どもと一緒に遊ぶ仕事とかも面白そうだし、ちょっとやってみようかなあと思ったので。」

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

みなさん、療育とは「子どもと楽しく遊ぶ」ことだそうです。知らんかったわ。

「楽しそうだからちょっとやってみようかな」と思った方が、あなたの大切なお子さんを担当してくれるそうです。

大切な我が子が、適当な人に適当にこねくり回されていきます。


実は、こういった「子どもと楽しく遊ぶのが療育支援者の仕事」と思っている方は、結構います(求人面接でこのような発言を聞いたのは、一度や二度ではないのです)。

療育業界って、低く見られているな、ということを実感する瞬間です。

あれと一緒です。

何か不祥事を起こした芸能人が、「反省の意味を込めて、介護業界で働きます」というのと同じです。

完全に介護業界を見下したような発言やん。介護業界の人が聞いて怒るぞ!


それと同じで、「ちょっと子どもと楽しく遊ぶ仕事をしてみようかなと思ったりしたので」という発言。

遊んで給料もらえたら、そりゃあよろしいな

それが許されるのが、療育業界だと思っているんですね。


こういう方を面接するにつけ、真面目に療育に取り組んでいるゆずのスタッフが、療育業界で誇りを持って働くことができるよう環境を整えていくことに注力したいと、誓いを新たにしてきました。

療育業界をより良いものにしたいのはやまやまですが、ゆずのおっちゃんは、ゆずのスタッフのために頑張ることにします(公務員のときは、公平・公正に仕事をしてきましたが、今はもう全体に奉仕する必要はありません)。


そして、「療育事業所で働くなら、ゆずさんがいいです」と言ってもらえるような職場づくりを行っていきたいと思います。

それが、利用者の方にとっても、プラス効果につながっていくと信じています。

余談ですが、関東方面の方からよく「ゆずさんの求人に応募したいですが、住まいが関西ではないので残念です」と言うお声をいただきます。

関東からは人気のゆず

関西では人気無いのか。。。

おっちゃんの癖が強いからか?

おかしいなあ、関西のほうがおっちゃんのボケを理解できるはずなのに。


よーしわかった!今後ゆずは、関東進出します。やしきたかじんさんの如く!

おっちゃんも引っ越すわ。中目黒とかに(一昨年、中目黒にある主婦の友社に行ったけど、めちゃくちゃ都会で完全にオノボリさん状態でしたよ(笑)中目黒に比べたら、神戸は田舎やね)。


ということで、2023年も発達支援ゆずは、スタッフ同士がフォローをしあいながら、ゆずを信頼して通ってくださる方のためだけに、チームゆずとして努力し続けます。

ゆずのファンでいてくださる保護者の方とお子さんに、「ゆずに通ってよかった!」と言っていただけるよう、スタッフ全員で努力し続けます。

2023年も、発達支援ゆずとゆずのスタッフを、どうぞよろしくお願いします!

最後まで嫌にならずに、読んでくださってありがとうございました。

最後の最後にひとこと。



「ゆずのおっちゃんのことは嫌いでも、ゆずのことは嫌いにならないでください!」by AKB総選挙 前田敦子さんコメント改編(爆)
※アイドルオタクではないので、念の為(爆)