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【療育のイロハ】個別療育の良さを知ろう!個別療育の定義と目的・選び方や注意点もご紹介!

お子さんの発達や学習において、個別療育は重要な支援手段です。

個別療育は、お子さんの個々のニーズや課題に合わせて行われる専門的な支援です。


この記事では、療育を探している保護者や療育に悩んでいる保護者の方々に向けて、個別療育の良さについてできるだけシンプルに、分かりやすく解説します。

今療育を探しておられる方、療育初心者の方は、お子さんの成長と発達をサポートするためにも、ぜひ知識を深めてみましょう。

1.個別療育の定義と目的

個別療育の定義

個別療育は、お子さんの発達や学習における課題や遅れに対して、専門的なサポートや指導を行うことです。

お子さんの個々のニーズに合わせて、独自のプログラムやアプローチが提供されます。

目的

個別療育の目的は、お子さんの発達や学習における躓きを見つけ出し、能力を最大限に引き出すことです。

2.個別療育の良さ

個別のニーズに対応

個別療育は、お子さんの個々のニーズに合わせてプログラムが作られます。

お子さんの課題や強みを把握し、それに基づいた的確なサポートを提供します。


また、お子さんの課題に合わせたプログラムを実施したり、お子さんの成長に合わせてプログラムを変えていくなど柔軟性ある実践が行なえます。

さらに、お子さんの性格に合わせた取り組みができるので、成功体験を引き出すと同時に、自己肯定感の向上を引き出しやすいといった効果もあります。

専門的な指導

個別療育は、専門的知識を持った担当者によって、評価とプログラムが行われます。

療育に関する医学的知識や経験を活かし、お子さんの成長をサポートします。

発達支援ゆずでは、全スタッフが下記の研修や研鑽を通して、より効果の高い評価手法・プログラムの構築を行っています。

【ゆずスタッフの学びの場一例】

・ケース会議(月1回)

・NCプログラム評価(ゆずが行っている発達検査)に関する勉強会(月1回)

・ゆずセラピスト勉強会(ゆずの言語聴覚士・作業療法士・理学療法士・公認心理師の学び場・月1回)

・子どもの言葉・体・心の発達における医学的根拠に関する勉強会(月1回)

・保護者支援の手法における机上の学びとデモンストレーション(実技) など。

カスタマイズされたプログラム

個別療育では、お子さんの課題に合わせてカスタマイズされたプログラムが提供されます。

お子さんの進捗や興味に合わせて柔軟に対応できます。

発達支援ゆずでは、すべての担当者(保育士・児童指導員・セラピスト)が医学的見地に基づく、客観的な評価を行っています。

そして評価結果から見出されたお子さんの得意と苦手な部分に対して個別に作ったプログラムを実施します。

※下図は、発達支援ゆずが行っている発達検査チャートです(全お子さんに発達検査を実施します)。

個別療育の選び方と注意点

専門家の選択

個別療育を受ける際には、信頼できる専門家や療育施設を選ぶことが重要です。

経験や専門知識を持つ専門家とのコミュニケーションを大切にしましょう。

療育先を選ぶ際のポイント

療育を選ぶ際のポイントは、「何をしてもらえるのか?」ではなく、「どこにお願いするのか?」の方が重要です。ホームページやパンフレットに記載されている内容(何をしてもらえるのか)だけで決めるのではなく、見学等を通して「信頼できる事業所かどうか」を見極めることが、療育が上手くいくことにつながります。

継続的なサポート

個別療育は短期的なものではなく、継続的なサポートが必要です。

お子さんの成長や変化に合わせて、プログラムを見直したり、プログラムの効果についても(保護者目線で)評価しましょう。


また、お子さんの発達を最大に引き出すためには、個別療育を受けているだけでは不十分です。

担当者から「お家でできる取り組み」なども教えてもらい、日常生活に負担のない範囲で取り組むようにしましょう。

発達支援ゆずでは、最大限に効果を引き出すために定期的な通所を推奨しています。

その理由は「子どもの発達は、単発的な取り組みでは引き出せないから」に他なりません。


また、ゆずでは親子通所を推奨していますが、これは「お家の中での関わり方にこそ、お子さんの発達を引き出す重要な要素がたくさんあるから」です。

親子で通所していただくことで、保護者の方に我が子に対する関わり方をより深く知っていただくことができ、お家での関わり方につなげていただくことができます。

これこそが、お子さんの発達を最も引き出すことにつながるのです。

コミュニケーションと連携

個別療育は保護者とのコミュニケーションや連携が重要です。

療育の進捗状況や今の課題、今後の見立てについて、担当者と定期的な情報共有を行いましょう。

情報共有を行う際のポイント

担当者と直接お話をする機会を持つようにしましょう。

「個別支援計画書」に記載している内容だけでは、お子さんの課題や長所は分かりづらいものです。

担当者と、直接お話をすることで、保護者の方が思っていなかった「お子さんの得意」「苦手の理由」「保護者としての心がけ」などが分かるようになります。

まとめ


個別療育は、お子さんの発達や学習における課題に対して、個別のサポートや指導を提供する重要な手段です。

個別療育はお子さんの個々のニーズに合わせてプログラムが作られ、専門的な支援が提供されます。


信頼できる専門家との連携を図りながら、お子さんの成長と発達をサポートしていきましょう。