【療育支援者向け案内】発達支援ゆずで働いてみたい方(求人情報)

【療育のイロハ】複数の事業所を利用する際に押さえておくべき、たった一つのこと

おひさー!ゆずのおっちゃんです。

今回は久々に、療育のイロハシリーズです。


さて、療育事業所は、公的・民間ともたくさんあります。

そのため、複数の療育事業所を利用する機会も多いと思います。


保護者の方が事業所を選ぶ際には、「家から近い」「長時間預かってくれる」「魅力的なコンテンツ(プログラム)が用意されている」など、各ご家庭によって色々条件を検討すると思います。


基本的には、保護者の方の責任において、自由に選べばいいと思いますが、一つだけ注意しておくべきことがあります。

それは、「方針が同じ療育事業所を選ぶこと」です。

方針というのは、運動をメインにしている、などプログラム内容を言っているのではありません。

事業所の方向性(目指すべき療育の姿)が同じところを探す、ということです。


一つ分かりやすい例でご紹介しましょう。

療育方針が「厳しく躾ける」という事業所と、「子どもの主体性を尊重する」という事業所で考えてみましょう。

もしかしたら、これをお読みの方の中には、「厳しく躾けてくれるところと、子どもの意思を尊重してくれるところの両方を受けることで、どちらのメリットも享受できるのでは?」と思う方もおられるかもしれませんね。

厳しいばっかりだと子どももしんどくなるから、自由にできる療育を別に受けさせておくことで、バランスを取る、という考え方です。

親御さんのお気持ちとして、分からないでもないです。

いわゆる息抜きという考え方だと思います。

ですが、残念。違います。

「療育」においてその考え方は、良くないです。

なぜなら、療育は子どものストレス解消云々の話ではないからです。


ある療育で我慢したから、自由な療育に通わせてストレスを発散させる。効果はありません。


ストレス解消なら、療育でなくてもできますよね。

おもちゃ王国でも、USJでも、グランピングでも、何でもいいです。ストレス解消なら。


いや、「それでもいいですよ!楽しく過ごしていただければ、私たちも嬉しいです!」と言ってくださる懐の広い事業所様もあるかもしれません。


でもゆずのおっちゃんは、懐が狭いどころか、お猪口みたいな懐なので、「そんなだったら、来ていただかなくていい!」と断言しています。

だって、時間もお金ももったいないです。


公費事業は、いくら無償化であっても、国や自治体から利用料が支払われているんです。

だからこそ、私たちは有益なサービスを提供しなければいけない義務があります。

そのお子さんの持っている(表面化していない)能力をどのように引き出すか、またどのように環境設定をすればその子が生きやすくなるか、を考える作業が療育です。

そのため、一定の効果を引き出すことが療育には求められます(子どものスキルを上げることが、療育の目的ということではないので、念の為)。

療育の効果を引き出すためには、子どもへの関わり方や方針がコロコロと変わっているようでは、意味がありません

なぜなら、お子さんの脳が混乱してしまうからです。


ここでは「いいよ」と言われたことが、あそこでは「だめ!」と言われてしまう。

混乱しますよね。

だから、複数の事業所を受けるなら、療育の方針を揃えておくことは、お子さんのためという視点からも重要なことです。

どちらに合わせるかは、保護者の方が決めればいいです。

厳しく躾ける療育に通わせたい」とお考えなら、その方針で合わせる。

子どもの主体性を尊重する」方針で行くなら、その方針で合わせる。

保護者の方が決めてあげて下さい。


療育先をどこにするか、ということは、どこを信頼するか、ということでもあります。

ちなみに、どれが効果的かということはここでは問題にしません。

あくまでも、方針を合わせることに意味がある、ということについてお話しています。

繰り返しますが、どこを選ぶかは自由ですので、保護者の方が決めてあげて下さい。

え?「選ぶ基準が分からないので、自由に選べと言われても、分からない」ですって?

確かに。

基準は分からないですよね。

うーん、それは誰も決めてくれないので、ここは一つ保護者の方が、「信頼できる」と思う事業所さんに、エイヤッ!で決めるしかないです。

通ってみて、「なんか違う」と思えば、パッと変えればいいだけですので。

それでも迷うという方に向けて「我が子に合った療育事業所選びのコツ」って言うセミナーでもしようかな。

あっ!すでにその内容の記事は書いていました。
※こちらの記事内には、YouTube動画(サブチャンネルの方)もあります。良かったら見てみて下さい。良くなかったら、見なくてもいいです(笑)。

余談ですけど、この記事が出たのは、2020年12月です。

このとき、YouTubeのメインチャンネル登録者は7,000人だと記事に書いています。

ちなみに、現在のチャンネル登録者数は、もうすぐ30,000人!

歴史を感じるわあ。。。しみじみ。

砂を掘ったら、たくさん取れるわあ。

それは、しじみ。

じゃあ、またね!