チャオ!ゆずのおっちゃんです。
ゆずでは、あれやこれやの研修が、毎月あります。
そして昨日は、定例のゆずスタッフ勉強会でした。
今回は、言語聴覚士むぎちょこが講師の回でした。
テーマは、「言葉の発達の基礎知識、言葉の発達についてのお悩み別対応方法について。自閉スペクトラム症の言葉・コミュニケーションの特徴について」です(長い!)。
ちなみにこの内容は、普段むぎちょこが他事業所様のスタッフ様向け講義として行っているものと同じものです。
※おーい!スタッフの皆さん、超お得やぞ!(笑)
さて、療育において最も多いお困りごと。それが言葉の遅れ。
ですが、むぎちょこは「言葉は言語聴覚士が引き出すものではありません」と断言します。
「言語聴覚士に見てもらったからといって、口から万国旗を出す手品のように、言葉が出るわけではない」とYouTube動画でもよく言っています。
全国の言語聴覚士を敵に回すような発言ですが、これは紛れもない事実なのです。
※おっちゃんは、むぎちょこが言っていることが正しいと思っています。療育業界では、どの職種が効果的な療育を引き出せるのかといったくだらない議論がありますが、それについておっちゃんは「子どもと保護者を見ていない人の戯言」だと思っていて、そんな議論に熱くなる人たちをバカだと思っています。
さて。
言語聴覚士が言葉を伸ばすのではない?
一体、それはどういうことか?
実は、言語聴覚士に担当してもらうメリットは、躓きを評価してもらうことに意味があるのです。
その躓きが分かれば、後は手立て(どのような遊びプログラムを実践するか)が自ずと見えてきます。
それは、保育士が得意とするところですね。
つまり言語聴覚療法と保育がミックスされたとき、言葉は最も引き出されます。
これが、言語聴覚士が言葉を引き出すのではない、という根拠です。
もし、今ゆず以外の療育で、言語聴覚士さんにかかっている方がおられたら、お子さんが「どこに躓いていて、どのようにすることが、その躓きを回避することができるのか」ということをお尋ねになってみてください。
それに答えられない言語聴覚士さんなら、躓きを見つけられていない(お子さんを評価できていない)ということになります。
あと、療育センターとか病院とかクリニックとかで言語聴覚療法を受けている方は、もしかしてそれだけを受けに行って帰ってくるだけ、ってことはないですよね?
それじゃあ、意味ないですよ?
療育センターの言語聴覚療法で教えてもらった躓きや手立てを、保育園や幼稚園、そしてお家で活かしていますか?
ゆずのおっちゃんが、神戸市の療育センターで勤務していたとき、いつもここがおかしいと思っていたのです。
療育センターで完結してしまっている。
それでも療育センター側は別に困らない。有難がってくれるし、月に1回という意味のない回数でも、喜んで受けにきてくれるし、誰も文句も言わないからね。
療育センターに勤めていたら、それだけでみんな「スゴイところ」と思ってくれるので、そりゃあもう療育なんてチョロいもんですよ。
勤めていた人が言うのだから、間違いないっ!
「これじゃあ、伸びるものも伸びない。」
そう思って、ゆずのおっちゃんは、ゆずを作ったのです。
あ、まあ、その経緯はどっちでもいいか(笑)。
閑話休題。
ちなみにゆずでは、すべてのお子さんに対して、認知言語促進プログラムという評価チャートに基づき、6項目の発達検査を行っています。
この結果を見ていただくと、お子さんの得手不得手が分かり、どこに躓きがあるか一発で分かるようになっています。保育士でも、正しく発達検査ができれば、お子さんの言葉や体の発達を引き出すことができるのです。
ゆずの療育が、他と違うところは、ここなのです。
いや、最も他の療育と違うところは、おっちゃんの存在ではないのか?!
きっとそうだ。
だって、ブラック療育なんて消えてなくなれ!とか、お局様を撲滅せよ!とか、そんなことを語って喜んでいる変態なのだから。
ひえー!こんな事業所、日本中探してもないよなあ。
スタッフのみんな、ごめんすまんわるい!(笑)
またまた閑話休題。
お子さんの言葉に限らず、発達を引き出すためには、経験値といった抽象的なものではなく、評価に基づく課題の抽出とそこから考えられるプログラムの立案が必要です。
こういったこともあって、ゆずスタッフは、全員が正しい医学的根拠に基づき評価とプログラム立案を行うために、日々研修を通してより学びを深めているのです。
我が子のことをもっと知ってあげたい。
我が子が伝えようとしていることを、理解してあげたい。
そんな保護者の方がおられましたら、いつでも私たちを頼ってください。
「何を言っているねん!この変態がっ!」と思われる方は、ゆずのご利用は控えたほうが吉です(笑)
ま、変態なことを言って喜んでいるおっちゃんのことは、無視してください。
おっちゃん以外は、至って明るく優しい人たちです(爆)
じゃ、またね!