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【療育のイロハ】保育所等訪問支援事業を、安易な気持ちで利用してはいけない3つの理由【YouTube動画】

保育所等訪問支援事業は、約10年前に始まった制度です。

これは、お子さんが療育事業所に通うという従来の発達支援の形ではなく、発達支援の専門家がお子さんの生活の場(園や学校)に訪問し、先生方とお子さんについての情報を共有し、お子さんが地域社会の中で楽しく暮らしていくための手法について一緒に考えるという目的を持ったサービスです。


そもそも療育事業所に通うということは、「別の特殊な場所」へ行くことであり、「子どもは地域社会の中で暮らす」という本来あるべき姿とは違う形のものです。


だからこそ、保育所等訪問支援事業は、子どもが動くのではなく、専門家が動くという意味では、次世代の療育のあり方のスタンダードになるべく事業だと言えます。


ところで、開始以来10年が経過しているこの事業は、なかなか全国的に見ても充実してきているとは言い難い現状があります。

その理由は、箱物の事業と違って、訪問支援事業は実に運営が難しい事業だからです。

なぜなら訪問支援では、「その場で答えを出す」ことが求められるからです。


訪問先の先生から、「◯◯について困っているが、どうすればいいですか?」と聞かれた時、「私では分かりません」とは答えられません。


すべて回答することはできないにしても、少なくともある程度の方向性は示す必要があります。

即時対応をしようとすれば、訪問支援を担当するスタッフが、一定の知識やスキル(対応手法の提示)を持っておかなければなりません。


自分の事業所であれば、周囲のスタッフと相談したり、後日考えるということでも許されますが、訪問先では出たとこ勝負です。


こういった事情があり、安直に参画できない事業になっているのです。


しかし国はこの制度を積極的に活用してほしいと考えています。

その証拠に、訪問支援事業に関する報酬単価は、比較的高いものとなっています。

特に、経験年数の多いセラピストが訪問した場合には、報酬単価が一層高くなるような仕組みとなっています。

つまり、国としては、専門性の高い人に訪問支援を担ってほしいと思っているのです。


通所事業における報酬単価が下がってきている現在、高い報酬単価の事業である訪問支援事業に参画することは、通所事業所であれば当然考えることです。


ですが、上記の通りなかなか訪問支援事業を運営できないというのが現状なのです。


訪問支援事業の現状と課題については、発達支援ゆずのインスタグラムでスタッフの松岡が投稿した記事が上手くまとまっていますので、ご紹介します。


さて、そうなると、「とりあえず訪問しておけばいい」という考えで、訪問支援事業を始めるところもあります。

つまり訪問先の先生への理解促進や困りごとの手立てを即時に提示するということを優先するのではなく、「とりあえず訪問した」という実績を上げること、「一方的な視点で先方に話をしてきた」など、園や学校との関係性を無視した訪問支援が一部行われているのも事実です。

もし、不幸にもお子さんと保護者の方にとって不利益な訪問支援をされることがあれば、「園や学校の先生と、保護者の方との関係が壊れた」と言った結果につながるリスクがあります(このようなお声をたくさん聞いています)。


そのため、保護者の方が訪問支援事業をお願いする際には、有益な訪問支援を実施してもらえるかどうか、といったことについて見極める力が必要になります。


ですが、現状見極めることは大変難しいと言わざるを得ません。

なぜなら、訪問支援は保護者の目の届かないところで行われており、有益がどうかは依頼する事業所さんへの信頼で判断するしかないからです。

つまり、訪問支援事業はブラックボックスなのです。


上手く活用すれば通所事業以上に効果を引き出せる事業ですが、下手に活用すると「依頼しないほうが良かった」という結果になる、という諸刃の剣のような事業なのです。

訪問支援に限らず、我が子にとって有益な療育を受けさせたいと思われるなら、保護者の方に正しい知識や眼力が必要となります。

「任せておけば大丈夫」と安心することなく、きちんと見極める目を持って訪問支援事業を活用していただければと思います。


なお、発達支援ゆずをご利用の方で、訪問支援の活用に悩まれている方、有益な活用の仕方を知りたいと思われる方は、先日始まった「オンライン相談室(無料)」をご利用ください。

代表西村猛または言語聴覚士むぎちょこが、オンラインでご相談にお乗りします。


さて、ここまでお読みになった皆様、「なにかいつもと違う」という感覚に陥っていませんでしょうか?

そうです。

ブログ記事が、あまりにもキレイ(笑)

いつものゆずのおっちゃん節がありません。

そうなんです。今回はお上品に、よくある療育事業所さんのブログ的に書いてみました。

いかがだったでしょうか。こんな上品な記事もたまにはいいですよね。

それでは、ごきげんよう。



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こんなん、イヤや!!!(爆)

やっぱり最後は、ブラックたけしくんで締めくくりたい!

ということで、最後に一言。


保育所等訪問支援事業!

適当でも許される。関係性壊しても許される。5分だけ見てきても許される。保護者への報告とかしなくても許される。

やりたい放題!カモリ放題!カモられ放題!

なんちゅう制度やねん!!


保護者の皆さん、賢く制度を使って下さい。

見極めるコツは、YouTube動画でチェック


あー、スッキリした。

またね!