
2023年4月1日付で、個人様(S様)と、療育事業所開所サポートについてのコンサルティング契約を締結しました。
S様が今後開所予定にされている療育事業所の開所・求人・スタッフ様教育等に関するサポートを継続させていただきます。
弊所のサポートにご依頼をいただいた場合、事前無料相談の形でオーナー様の思いや療育理念、事業所設立に関するご不安ごとをお聞きする時間を設けているのですが、皆様本当に「いい療育を提供したい!」という熱い想いをお持ちです。
療育には「定義」というものがありません。
だから、オーナさんが、「うちはこんな療育です」といえば、それで実践できてしまいます。
つまり、療育業界が質の高い世界になるかどうかは、運営されるオーナー様の想いに大きく左右されます。
実はここがポイントで、スタッフの方の質は、オーナー様が作るものです。
換言すると、療育事業所のオーナー様が「適当でいいや」と思うと、スタッフへの指導や教育も行わず、ましてや療育内容や質なんて、ということになってしまいますし、反対に「いやいや、療育を提供する限り、少しでも質の高い、そして子どもや保護者に寄り添ったものを!」という方針のオーナー様は、療育理念の構築はもとより、スタッフ教育などにも熱心です。
このブログでも、「療育事業所の見極め方の一つは、オーナー様の理念を読みこむこと」とご紹介していますが、まさにここにつながるのです。
これまでたくさんのオーナー様と面談をさせていただく中で、「本当にいいものを提供したいと考えておられるオーナー様は、たくさんいる」というのが、ゆずのおっちゃんの実感です。
だからこそ、こんな好き放題言っているゆずのおっちゃんを頼ってくださる方のために、私達のできる限りのサポートをしたい、と思っていますし、そうやってサポートさせていただいた事業所様が地域の中で人気事業所になっていかれることで、日本の療育の質がもっともっと高くなっていくと思っています。
私達は、このような事業を通して、日本の療育の質をもっと高く、品格のあるものにしていきたいと思っています。
そして、療育業界で働く人達が、誇りとプライドを持って働いていける業界にしていきたいと考えています。
え?ちょっと待って!!
「以前のブログで、『療育業界がよくなることなんて考えない』と言ってたやん!」ですって?
はっ!(笑)たしかに!(笑)
舌の根も乾かぬうちに!!
いえいえ、そうではありません。
療育業界の質を高める前に、ゆずのスタッフが「誇り」と「プライド」を持って働けるよう、ゆずの療育をもっと盤石なものにしてきたい、という決意表明です。
そんなゆずスタッフを見て、「自分もゆずの一員として働きたいなあ」と思ってくれる人を増やしていくことも、おっちゃんの役割だと思っているのです。
※事業所を増やしていく、という意味ではないですよ。
ただ、採用面接など行っていると、ゆずの扉を叩く方(支援者)の中には、おっちゃんの嫌いな「お局さん」化しそうな人もおられることもあります。
そんな方から、ゆずとゆずのスタッフを守る(排除する)ことも、おっちゃんの大切な仕事だと思っています。
※なので、採用面談では、シビアな視点で対応することもあります(上から目線要素のある方には、ビシッと言います。なので、そういう人からすると、怖いそうです。そらそうよ、スタッフを守るためにワザとしているからね)。
閑話休題。
今回、開所サポートコンサルティングをご依頼いただいたS様も、理念高い療育事業所のご開所に向けて、日々ご準備を進められています。
私たちは、そんなS様の挑戦する勇気を、開所サポートという形でバックアップさせていただきたいと思っています。
保護者のみなさん。
トンデモナイ療育実践も一部で行われている中、本当にお子さんと保護者のために!という想いで事業運営されている方も多くおられるということを、ぜひ知ってください。
そして、大切な我が子の療育は、そんな想いのある事業所さんにお願いするようにしましょう。
今しかできないこともあります。
今だからできることも、たくさんあります。
お子さんとの毎日が楽しくなる、子育てが面白くなる療育を選んでいきましょう。
おっちゃんはこれからも、理念高く掲げ、実践されている(開所を目指されている)事業所様を、精一杯サポートしていきます。
そして、療育業界のお局さんを、そして療育業界のヘンな常識を、ぶっこわーす!!Byゆず党