西村猛からのご返答
発達障害のあるお子さんの中には、足の裏が床に対してまっすぐにつかず、歪んでつく方が一定数おられます。
多くは、足の親指側の足の裏が床につき、小指側が浮きがちになる「外反扁平」という現象が見られます(中には、親指側の足裏が浮き気味になる方もおられます)。
こういった現象は、幼児期の頃には見過ごされることが多いですが、成長とともに足の歪み、痛みなどが目立ってくることで、問題が表面化してくることがあります。
そのため、できるだけ早いうちに問題に気付き、対処してあげることが大事だと思います。
息子さんは中学生で、痛みも自覚されているとのことですので、足の歪みも含めて、整形外科医の判断を仰がれることをおすすめします。
なお、発達特性のことを医師に伝えることについては、特にマイナスにならないと思いますので、お伝えしてもよいのではないでしょうか。
発達特性に詳しい医師であれば、そのことも踏まえて足の診察をしてくださることと思います。