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児童発達支援・放課後等デイサービス事業所様向け「出前講義」開始!

ご利用者限定の「保護者勉強会」を行いました。保護者の皆さんの勉強熱心さに感銘を受けました!

昨日の2月9日(日)、発達支援ゆずをご利用の保護者様限定の勉強会を行いました。

テーマは「感覚統合について学ぼう!そして毎日の活動に活かそう!」で、具体的には、以下の内容でお送りしました。

  1. 脳から考える発達障害のある子どもの特性と捉え方(担当:理学療法士 西村 猛)
  2. 感覚統合は育ちの基本(担当:作業療法士 清水和美)

ゆずをご利用のお父さん・お母さんの11名がご参加くださいました。

皆さん熱心な方ばかりで、レジメ以外にもノートや手帳に色々と書き込みしながら、講義を受けてくださいました。

ゆずは個別療育を主軸に行なっているため、「個別の取り組みの中で我が子のスキルアップを図りたい」とお考えの保護者の方が多いのです。

だから、こういった勉強会にも熱心に参加くださるのだと思います。

 

私の講義では、「なぜゆずが幼児期の取り組みを大事にしているのか」ということについて、脳の発達の観点からお話しました。

作業療法士の清水からは、療育でよく聞く「感覚統合」がなぜ発達において大事なのか、ということをご紹介しました。

 

余談ですが、子どもの療育を考えるときに、医学的根拠や発達の基礎を知った上で療育を受けるのか、とりあえず受けておけば安心だから、で療育を受けるのかで大きな違いが生まれます。

特に小学校以降になったときに、幼児期の適切な取り組みをしたかどうかで結果が変わります(環境設定も含めての結果です)。

私としては、幼児期の療育を「保育園の代わり」のように捉えるのは、大きな問題につながると考えます。

 

ゆずをご利用の保護者の皆様は、そこに気付き、「将来のために今何ができるか」をしっかり考えておられる方ばかりです。

だからこそ、「正しく発達を学び、我が子の特性を正しく知ろう」という気持ちで、ご参加くださったものと思います。

 

ではここで、ご参加者の皆様にお書きいただいたアンケート結果をご紹介させていただきます。

それに加えて、ゆずの西村からのコメントも記載させていただきます。

なお、アンケートは掲載OKをいただいた方の内容を掲載させていただいています。

講義の内容はいかがでしたか?

脳のシステムについて分かりやすかったです。声をかけても反応がうすいこともあり、その時の対応も分かって良かったです。

西村 猛

声をかけて反応が少なくても、実は「良く聞いている」ということもよくありますので、これからもどんどん積極的に声をかけてあげてくださいね。

脳内のこと、あいまいでしたがよくわかりました。なぜ?がつながり子どものことを理解できたと思います。少しでも子どものためになれるように日常に返します。

西村 猛

外に出てくる反応は、すべて脳で処理されていますので、脳で行われていることが分かれば、きっとお子さんがしている表現の理由も分かってくるものと思います。

言葉を話さない我が子にとって、感覚統合はとても大切な事だということはわかってはいましたが、脳の仕組みと共に一緒にお話をきくことができ、勉強になりました。

西村 猛

言葉が出るためには、感覚統合が整うことが基礎となります。反対に、感覚統合を整える取り組みは言葉を出す練習にもつながる取り組みにもなります。お子さんにゆっくりと関わってあげてくださいね。

脳の仕組みのお話を初めて聞き、大変良くわかりました。聴覚・コントロールする力など、感覚統合をする意味など、どういうメカニズムで行動に結びついているのかが良くわかり、納得するお話ばかりでした。

西村 猛

脳の仕組みを理解していただくことは、療育で取り組んでいるプログラムの意味を理解することにつながります。お子さんが幼児期の間に、保護者の方にはその意義や意味を知っていただくことで、就学後の子育ての不安も軽減されると思います。

西村先生のお話のほとんど。

西村 猛

恐縮です(笑)

かり込み現象をきいて、頭の中の多動も発想も豊富で悪いことではないし、それを運動や環境、刺激でコントロールしやすくする方法が目からウロコ。いままで療育で運動と言われていたがどうして必要か理解が深くなってよかった。※西村注)刈り込みとは、「シナプスの刈り込み現象」です。

西村 猛

頭の中を整理するお手伝いができたようで嬉しいです。療育では「◯◯が大事」と言われることは多いですが、「一体、なぜ、どんな意味で大事なのか」と說明されることはあまりありませんが、今回理解を深めていただけてよかったです。

シナプスの刈り込みによって社会性の育て方。感覚統合の言葉の発語のための重要さを改めて感じました。自発的な運動と認めるできた等をほめる大切さ。

西村 猛

シナプスの刈り込みは、社会性や自閉症状の改善に欠かせない要素ですね。感覚統合が言葉の発達に関係することをご理解いただけたようで、良かったです。

脳の仕組みからの說明が分かりやすかった。質疑応答の時間が30分くらいあっても良いのでは?

西村 猛

確かに今回は、ディスカッションの時間がありませんでしたね。次回は、参加者同士が自由に語れる会(ゆずカフェ)を久しぶりに実施したいと思っています。ぜひご参加ください!

漠然と早期療育が良いと思っていましたが、幼児期の脳の発達の話を具体的に聞くことが出来、その理由が納得出来ました。

西村 猛

早期療育が必要なのは、「脳の発達は10歳までに決まる」からです。幼児期の取り組みを適切に行うことで、まさに「備えあれば憂いなし」ですよね。早期療育の大切さを知っていただけてよかったです。

その他、ご自由にお書きください

習い事を嫌がる事もあり、それを克服してほしいのですが。まず一緒に楽しんで「嫌<楽しい」となればいいなと思いました。

西村 猛

おっしゃるとおり、まず「楽しむこと」だと思います。楽しい→褒められる→嫌なことにも挑戦してみる、という流れを作っていきましょう!

つい本人の苦手がことばかりに注目してしまいがちですが、本人の得意なこともまず伸ばせるようにかかわっていきたいと思いました。

西村 猛

同じ時間を使うなら、苦手なことに取り組ませるよりも、得意なことをより上手くすることの方が楽しく、充実した時間になります。そこで生まれた自信を苦手なことへの挑戦へつなげて上げましょう!

学童や放課後デイの情報がほしい(見学する時のポイントなど)

西村 猛

確かに就学に向けての準備を行うのも、幼児期の大切な取り組みの一つになりますね。今後の勉強会では、就学時の見学で見ておくべきポイントや効果的な療育につながる放課後等デイサービスの探し方などもテーマにしていきたいと思います。ご意見ありがとうございました。

いつも本当にありがとうございます。今後とも宜しくお願いいたします。

西村 猛

こちらこそ、いつもありがとうございます。子育ての不安が少しでも軽くなり、明日への活力にしていただければ嬉しく思います。悩んだときはいつでもご相談くださいね。

あまり学んだことがないため、とても良い機会をいただきありがとうございました。

西村 猛

ご参加ありがとうございました。これからも勉強会や情報提供を行なっていきますので、ぜひご参加くださいね。

改めて幼児期の発達の大切さを感じました。どうしても過敏な所や遅れていると感じている所ばかりに目が向いてしまいがちですが、本人の自己肯定感・満足度を上げる事が一番大事なことで、本人の好きな刺激や得意な所をもっと分かって見付けて上げられる様に、日々向き合っていきたいと思います。これからもどうぞご指導の程宜しくお願いいたします。

西村 猛

ご丁寧にありがとうございます。お子さんはお父さんやお母さんに褒めてもらうこと、認めてもらうことが何より嬉しいはずです。ぜひお子さんの最大の味方であり、応援者でいてあげてくださいね。

発達障害という限定の勉強会があり、私としてはとてもうれしく思います。次は言語療法の先生のお話を楽しみにしております。

西村 猛

発達障害を正しく学ぶことで漠然とした不安は少なくなっていくと思います。今回当初予定していたテーマと少し変更となり申し訳ありませんでした。言葉の発達の勉強会もぜひ実施したいと思います。

分からない=不安です。特に発達障害に関しては、分からないことが多く、不安だらけです・今現在のことも、少し先のことも、ずいぶん先のことも不安=分からないことだらけです。不安の解消には知識が必要だと思います。沢山勉強させていただければと思います。

西村 猛

毎日、色々な不安のある中、子育てされていることとお察しします。でも、一つずつ体験や知識を増やしていくことで、漠然とした不安は具体的な不安に変化していくと思います。そうなると後は「どう手立てを講じていくか」という具体的なアクションにつながると思います。不安な時は、いつでもご相談くださいね。

最後に

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

アンケート内容を拝見して、ゆずをご利用の保護者の皆様は、「少しでも我が子のことを理解してあげよう」という想いに溢れた方ばかりだということを改めて感じました。

今後は、フリーディスカッションの場も作って行きたいと思いますので、今後もどうぞよろしくお願いします。

また、今回ご都合などによりご参加いただけなかった方は、ぜひ次回以降の勉強会にご参加ください。

 

これからもゆずは、ゆずの療育における合言葉「障害があってもなくても、子育てはきっと楽しい」を実感していただける取り組みを行なっていきます。