初めまして。10月から王子公園ルームで保育士として勤めさせて頂いている福田と申します。
もうすでに私の背丈を越してしまいましたが、まだまだ手のかかる二卵性の双子の息子達を絶賛子育て中の母でもあります。
この写真はその息子達の七五三で撮った記念撮影での奇跡的な1枚になります。
それまでは初めましての衣装や人に気後れしてか、グズグズ泣いて撮影どころではありませんでした。
そんな時、写真館の方があるものを取り出し、それを見た時の彼らの表情です😄
ではここで問題です!
何を見て、こんな可愛い!?😁(親バカ)写真が撮れたのでしょうか?
答えは「シャボン玉」です。
王子公園ルームでもゆずっ子達が大好きな「シャボン玉」。
先日スタッフの研修で改めて「遊び」には子ども達のいろんな感覚を刺激したり、向上させる要素があることを学びました。
中でも「シャボン玉」遊びは子ども達のいろんな感覚を刺激します。
- 目のコントロールが苦手なお子さんには不規則に飛んでいるシャボン玉を目で追うことで目のコントロール向上につながります。
- 言語表出や感情表出が苦手なお子さんには「もう1回」や「やりたい」など要求表現を表出するきっかけになることもあります。
- シャボン玉を通してスキンシップやコミュニケーションがとれ、他者との関わりが楽しいと感じることができます。
- シャボン玉を追いかけて割る→不規則に飛ぶシャボン玉を追いかけて上方に手を伸ばしたり、しゃがんだり、走ったりと身体を自然に動かします。またシャボン玉を割るにはその対象物との距離を調整しないと手でつついたり割ったりできません。
- 自分でシャボン玉を作る→道具を使うことで手や指先の微細運動の刺激になったり、息を吹きかけて飛ばすには吹きかける息が強くても弱くてもシャボン玉は飛ばせません。吹きかける息の調節も必要になります。
といったように「シャボン玉」1つとってもお子さん達の成長につながる要素がたくさんあるのです!
他の遊びも同じだと思います。
子ども達の「楽しい!」「嬉しい!」「またやりたい!」をゆずでは大切にしています。
それがお子さん達の成長のきっかけになる事が多いからです。
これからもそんなお子さん達の気持ちを大切に、色々な遊びを提供していきたいと思います。
余談ですが、写真館で楽しさを知った息子達は約1年間、ほぼ毎日のように「シャボン玉」で遊びました。
途中うんざりしていた母ですが(笑)、その時には気づかなかった、息子達の運動面や感覚面が刺激され、彼らの「できる!」が知らず知らずのうちに増えていっていたのかもしれません。