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ゆずのおっちゃんです。
ゆずのインスタ、ご存知ですか?
両ルームのスタッフが投稿を担当してくれているのですが、単なる日々の様子だけでなく、そこに「役に立つ一言」「感動のおすそ分け」「子育てが楽しくなるヒント」などについて、書き添えてくれています。
「子育てをもっと面白く!」がゆずのテーマですので、インスタもそんな雰囲気を感じていただける内容となっています。
インスタは、写真だけをパパッと見ていくような閲覧方法が多いと思いますが、ゆずのインスタは中身(文章)にも力を入れています。
「子育てのヒントにしてほしい」と思いながら、スタッフが投稿していますので、ぜひ文章を読んでくださいね。
さて、今回ご紹介するインスタ記事は、「ご利用者様から、ゆずを頂いたお話」です。
私もこの投稿を見た時、「うわー、ゆずのために、ゆずを持ってきてくださるなんて、ありがたいなあ」と思っていたのですが、後でこの文章をしっかりと読み返してみて、「アッ」と気づきました。
それは、差し入れしてくださった保護者様の一言です。
「不揃いだけど、それぞれの個性があるんですよ、このゆずも。発達支援ゆずの理念とぴったりかなと思い、持ってきました!」と。
ゆずそれぞれは、不揃いだけど、それも個性。
発達支援ゆずの理念とぴったりかなと思い・・・
なんということでしょう!
リフォームにあたって、匠がこだわったのが・・・
あ、間違った。。。😅(それは、劇的ビフォーアフター)
なんということでしょう!
これって、保護者の方が、ゆずの理念を理解してくださっているからこそ、出てくる言葉ですよね。
分かります?
不揃いなゆずを見て、「不揃いだけど、それだからいいんだよね。これって、ゆずの理念だなあ」と、保護者の方がゆずの理念をイメージしてくださるのです。
スタッフが理念を理解しておくことは当たり前なのですが、まさか!保護者の方まで!
私は思わず、持った湯呑をばったと落とし、小膝叩いてにっこり笑い、「もう、それは『保護者』ではなく、スタッフやん!!保護者スタッフ!」と叫びました←意味が分かりませんが😅
もうね、私は運営者として、至上の喜びを感じずにはいられません。
療育事業所って、別に理念とかなくても運営自体はできるのが現状ですが、理念にこだわり続けてきてよかった!と思った瞬間です。
いや、理念にこだわり続けてきたからこそ、「ゆずの理念が好きだから」という理由で通ってくださる保護者の方々が多いのかも知れません(スタッフも同様に、理念に賛同してくれる方が集まってくれています)。
今回ゆずをいただいたから言うわけではありませんが、ゆずに通って来られる保護者の方は、どなたも「我が子の子育てを真剣に考え、『この子のために、親としてできることは何だろう』と真剣に悩み、考えようとされる方」ばかりです。
真面目に子育てと向き合いつつ、「楽しく子育てをしたい」と願っている方ばかりです。
スタッフ間で、いつも「ゆずに通ってくださる方々は、勉強熱心で、質の高い保護者の方ばかりですね。どういったところにゆずの魅力を感じてくださるのでしょうね」と話しているのですが、もしかしたら、理念を明確に発信しているからなのかもしれないなあ!と今回のインスタ記事を見て、そう感じました。
私達が(ブログだけでなく、日々の療育実践の中で)発信している、「子育てを楽しく感じてもらえるようにすることが、療育の本当の意義」「できないことを指摘するのではなく、できることをその子の強みに変えて、社会を生き抜く武器にしてあげることこそ、療育の真髄」といったことに共感してくださる保護者の方が、自然に集まって来てくださったのだと、感じました。
そういう意味では、理念を発信し続けることって、大切だなあと思います。
ゆずをいただいて、そんなことを考えていると、私(ゆずのおっちゃん)の自己肯定感が、高くなりました!
このブログなどでも、やしきたかじん的と言うか、偉そうに文章を書いてみたり、療育実践に自信があるように見せてはいるものの、日々「これでいいのだろうか」と悩みながら運営をしているのです。
意外かもしれませんが、私は自己肯定感が低いのです(だから自信がないお子さんの気持ちが分かるのですけどね)。
ですが、今回「この方針を守ってきて良かったんだ」と思えるようになってきました。
これからも「この子の人生が少しでも楽しくなるようにしてやりたい」「この子に生きるチカラをつけてやりたい」「親としてできることがあれば、それを学びたい」という真面目で子育てに熱心な保護者の方に、「ゆずを選んで良かった!」と笑って就学を迎えることができるよう、「伴走者」としての役割を全うする事業所でありたい、と改めて誓いを立てました。
できない理由を探さない。できる方法を考える。
これは、ゆずスタッフの行動指針の一つです。
そして、これはゆずの療育理念の一つでもあります。
できないことを指摘する療育ではなく、できることを見つけ、子どもに自信をもたせてあげることで、生きるチカラをつけてあげることができる療育を実践していきたいと思います。
- 療育が初めてで、どうすればいいか分からない。
- この子のために、私は今、何をするべきか知りたい。
- もっと、この子を愛してやりたい。
そんな想いがある方のために、これからもゆずは存在し続けていきます。
いつでも頼ってください。