ゆずでは、「新型コロナウイルスの感染予防の観点から、ご利用を控えられているお子さんと保護者の方に対しては、電話やその他の手段で支援を行うこと」という行政からの指示に従い、スタッフがオンラインレッスンを実施しています。
その取り組みについて、本日、神戸新聞社の記者さんが取材にお越しになりました。
記者さんによると、発達特性のあるお子さんを自宅内でケアしているお母さん方から、「大変!」「どこにも出かけられないので、子どもも自分も疲弊している!」などのお声が良く届くようです。
そんな中、ゆずのオンラインレッスンの取り組みについて、ご関心をお持ちいただき、「どんな取り組みをされているのか、ぜひ詳しくお話を聞かせてください!」とのことで、今回の取材の運びとなりました。
言語聴覚士の西村が、オンラインレッスンの目的、絵カードを使った取り組みや、質問文を読みそれを答えるなどゲーム要素のある遊びの提供、その他コミュニケーション力を高めるレッスンなどについてご紹介するとともに、オンラインレッスンの課題などについてもお話させていただきました。
ところで、オンラインレッスンというと、お子さんに対して何かを実施するのでは?と思われる方もおられると思いますが、実は保護者支援の視点からも、オンラインレッスン(相談)は重要な意味を持ちます。
なぜなら、保護者の方が疲弊していると、お子さんにも悪い影響を与えてしまうからです。
今回の記者さんの言葉にもあったように、自宅待機などが続く今、保護者の方の疲労がピークを迎えようとしています。
だからこそ、「保護者の方のストレス軽減」がまず取り組まれるべきことだと、ゆずでは考えています。
オンラインで保護者の方のお悩みを伺い、大変さを労い、気持ちに共感することなどで、少しでもストレス解消につなげていただくことができれば、それはきっとお子さんにも好影響を与えることにつながると思っています。
本来、公的療育機関でもこのような取り組みが実践されるといいのですが、現実的にはなかなか難しいのが現状です。
だからこそ、「新しいこと」に挑戦し、実例を作っていくことが、私たちゆずグループの社会的使命だと考えています。
そのため、今後も、発達支援領域で働く多くの人々を巻き込んで、「新しい療育のカタチ」を提案していきたいと思っています。
そのために、まずは「発達支援(療育)におけるオンラインレッスのあり方と方法」について発信していくと同時に、療育スタッフの方々や保護者の方が集える場を作っていきます。
今回取材いただいた内容は、近々神戸新聞または神戸新聞WEBで掲載されます。
掲載情報が分かりましたら、こちらでもご案内しますね。
最後になりましたが、神戸新聞社のH記者さん、取材いただきありがとうございました!