苦楽園ルーム
ゆずの初期の頃から、心理士として多くのお子さんや保護者の方をサポートを実践。NCプログラムでの遊びのバリエーションも広く、お子さんを飽きさせないテクニックと話術はさすがの一言。
こんにちは。公認心理師の出口です。
「なかなか、言葉を喋らないんです😢」
このお悩みは、本当によく親御さんたちからご相談いただきます。
でも、よーーくお子さんを観察してみると、言葉の芽生えはしっかりと見られることが多いです💡
今までのブログやYouTubeにもあったと思いますが、
- 身の回りの言葉を理解している
- 他者に対して気持ちが向いている(目が合う、笑いかけるなど)
- 伝えたい気持ちが育っている
などが、言葉の芽生えと考えられます🌱
これらを引き出す遊びがここ何回かブログネタにもなっているダンスであったり、おいかけっこ、しゃぼん玉、ふれあい遊びなどです。
これらは、相手の動きを期待する気持ち、相手と同じ動きをして楽しむ気持ち、「もう一回!」とつい要求したくなる気持ちを引き出すことが狙えます😏✨
そして、、、
中には「言葉って急に喋るんじゃないんですか!?」という方もおられますが、なかなか急に「いぬ!」「くつ!」などとは話せません。
「あー」「うー」などの喃語を経て、何を話しているか分からないけれどお喋りをしている様子(宇宙語と表現される方も多いです)や単語の一部が合う(ばななの「ば!」、アンパンマンの「マン!」など)ということを経て、やっと誰が聞いても分かるような言葉に繋がります。
また、言葉のシャワーや爆発期なども良く聞く単語ですが、言葉のシャワーよりもお子さんが理解できる言葉かつその場面に合った言葉で短く声かけするほうがお子さんにとっては伝わりやすいです☺️
これは、一度に覚えられる内容量も問題もありますし、私たちもいきなり英語のシャワーを浴びせられても話せるようになるどころか、パニックに陥りますよね😂
ということで、大まかなお話をさせていただきましたが、”お子さんに合った”というのが一番大切なポイントなので、ぜひ担当スタッフにも関わり方のポイントをお尋ねください💪