この記事を書いた人
本山ルーム/苦楽園ルーム
明るく元気!付いたあだ名が「ゆずの元気印」。同時にお子さんと保護者の方に対し真摯に向き合う姿勢を持っています。保育士さんの専門性をリスペクトし、他職種から学ぶ姿勢を持ったゆず理念の実践者。
こんにちは。言語聴覚士の山本桃華です。
保護者様からST(言語聴覚療法)についてこんな質問を頂きました!
「STって、座ってするんですか?」
答えは…
「お子様によって異なり、座ってしないことも多々あります💡」
ゆずのSTが大事にしているのは、「座ってお話できるようになる」「質問に正しく答えられるようになる」「言葉をたくさん覚える」ではありません。
無機質な個室で机を挟み座ってお話するのは、「やらされ感が出てコミュニケーション意欲が減退する」「体の発達面から座ること自体がお子様の負担になる」「無機質な個室は非日常なので生活場面に活かされにくい」などに繋がることがあるからです。
遊びの中で「楽しい!」「おもしろい!」「やってみたい!」から、「もっかいやって!」「〜して!」のやりとり、コミュニケーションの土台作りを大事にしています。
カードや教材のみを使い座ってお話するのではなくて、「くすぐり遊びや高い高い」「おいかけっこやゲーム」など、お子様の好きな遊びから、
- アイコンタクト
- 指さし
- ジェスチャー
などなど様々な手段を使って、コミュニケーションの便利さを知ってもらい「誰かと一緒に遊んで楽しい」「伝えてみてよかった」からやりとり、コミュニケーション、そして言葉に繋げていきます!
なので、いつも私も座っているだけではなく、お子様と走り回ったり飛んだり転んだりしています😂