
こんにちは。ゆず代表・言語聴覚士の西村千織(むぎちょこ)です。
今日は、発達支援ゆずの大きな特徴でもある「親子同室での療育」について、言葉やコミュニケーションを支える専門家としての視点を交えてお話ししていきますね。
親子同室ってどんなスタイル?
まず、「親子同室」とは、療育の時間中にお子さんと保護者の方が一緒に同じ空間で過ごすスタイルのことです。
発達支援ゆずでは、セラピストや保育士がマンツーマンでお子さんに関わる中で、保護者の方にも同席していただき、お子さんの様子を「保護者の目で見ていただく」ことをとても大切にしています。
言語聴覚士視点で見る、親子同室のメリット
① おうちで再現できるヒントがいっぱい
セラピストや保育士がどんな声かけをしているか、どう遊びの中で言葉を引き出しているか、保護者の方がその場で見て感じることで、おうちでも同じような関わりがしやすくなります。
たとえば、「ことばが出ないときは、こう声をかけてみるといいんだ!」という、日常の中で役立てていただけるような気づきがたくさんあります。
② お子さんも安心できる
特に初めての場所が苦手なお子さんや、不安が強いお子さんにとって、そばにおうちの人がいてくれるというのは大きな安心材料です。
その安心感のなかで、ことばも自然に出やすくなることがよくあります(もちろん効果があるのは、ことばに限った話ではありません)。
③ 担当者(セラピストや保育士)と保護者がチームになれる
ことばの発達は、お家での関わりがとっても大切です。
親子同室だと、セラピストや保育士と保護者の間でお子さんに合ったやりとりを一緒に考えたり、その場で相談したりすることができます。
一人でがんばるんじゃなくて、 お子さんとお母さん(お父さん)をチームで支える。
それが、ゆずのスタイルであり、ゆずがずっと大切にしてきていることです。
親子同室、ちょっぴり大変なところもあります
親子同室のスタイルには、保護者の方にとって「時間がかかる」というご負担があるのも事実です。
お子さんを連れてきていただき、一緒に同室して過ごす時間をとるのは、簡単なことではありませんよね。
ごきょうだいのこと、お仕事のこと、本当に多くの工夫をしながら来てくださっていること、私たちもよく分かっています。
でもその時間は、お子さんの「今の姿」をしっかり見て、感じていただける貴重なひとときでもあると考えています。
幼児期にわが子のことを知り、理解することは、これからの育ちを方向づける大切な一歩になると、私は思っています。
だからこそ、私たちはあえて「親子同室」という形をお願いしています。
「一緒に見る」「一緒に育つ」時間にはとても大きな価値があると、信じているからです。
一緒に育ちを楽しもう!
一緒に遊びながら、お子さんが伸びる瞬間を、親子で一緒に体験できるのはとても特別なことです。
わたしたちは、お子さんの「できた!」だけでなく、保護者の方の「なるほど!」も増やしていきたいと思っています。
親子で一緒に歩むこの時間が、お子さんにとっても、保護者の方にとっても、かけがえのない大切な瞬間となり、ご家族の「楽しい!」につながっていきますように。
親子で学べる療育教室 発達支援ゆず
