
こんにちは、苦楽園ルームのおかだです!
5月の初め、地域で開催された《だんじり》を間近で見る機会がありました。

太鼓の音やかけ声に包まれる中、子どもたちの目もキラキラと輝いていて、「このワクワクを、ゆずの遊びにも取り入れられないかな?」と感じたのがきっかけでした。
そこでスタッフ間で話し合いを重ね、「お祭りの屋台形式で、子どもたちそれぞれの課題に合わせたコーナー遊びをしよう!」という企画が生まれました。試作と検討を繰り返しながら、準備を進めていきました。
お祭り当日を迎えるまでに、子どもたちは提灯づくりやお神輿(みこし)づくりに挑戦し、自然と期待感が高まっていきました。
年長児さんたちは、屋台の看板制作や、チョコバナナ用のチョコスプレーづくりなど、少し難しい工程も担ってくれました。
「年長さんだから、ハサミを上手に使えるよ」「小さい子には危ないから、ぼくがやってあげるね」など、頼もしい姿に、スタッフ一同嬉しい気持ちでいっぱいでした。
子どもたちの中で、年齢や役割に応じた自信や思いやりが育まれていることを感じられる場面でした。
そして迎えた当日。来所してすぐに、室内の装飾や雰囲気を見てワクワクした表情を浮かべる子どもたち。チケットを受け取ると、いよいよ「ゆず祭り」がスタートです。

全部のコーナーを少しずつ楽しむ子、一つのコーナーにじっくり集中する子など、遊び方はそれぞれ。いつもとは少し違った雰囲気の中で、子どもたちは思い思いに楽しんでくれました。





最後は「楽しかった!」と笑顔で帰っていく姿に、スタッフもほっと一安心。
ご家庭でも、「今日のお祭り、こんなことしたんだよ!」とお話ししてくれていたら嬉しいです。