こんにちは。発達支援ゆず代表の西村猛(通称:ゆずのおっちゃん)です。
弊所で当たり前になっている言葉の一つとして、「TTP」があります。
TTPとは、「てっていてきにパクる」の略です。
「どんどんパクろう(真似しよう・盗もう)」ということなのですが、何を真似するのかというと、他のスタッフの言っていること、していること、知識、雑談内容などすべてです。
Aさんが、Bさんの療育場面を見ていたとします。
その時にBさんがお子さんに提供している手作りの教材があったとします。
Aさんが、「なるほど!あの教材は、私が担当しているお子さんにも使えそう!」と思った時に、Bさんに言います。
「かーしーてー!」
するとBさんは、返答します。
「いーいーよー」
ここは大人なので、保育園のように「いーやーよー」とは言いません(笑)。
今度はBさんが、Aさんが保護者の方とお話をしているところを見ていたとします。
その時にAさんのお話の進め方が上手だったとします。
Bさんは、「ああやって説明すると、保護者の方に理解が進むんだなあ。話すポイントが知りたいなあ」と思ったので、Aさんに言います。
「保護者支援でお話する時に心がけていることを教えて!」
Aさんは、返答します。
「いーいーよー」
このようにゆずスタッフには、全員がTTPの重要性を理解しているので、出し惜しみをすることがありません。
私の得意をあなたにも惜しみなく提供するから、あなたの得意も私に教えて!
これが、ゆずスタッフの「お互いにTTPする関係」に繋がっています。
療育業界に限らず、スタッフ間の人間関係がうまく行かない職場は少なからずあると思います。
またはイジメがある職場もあるかもしれません。
ゆずでは私の方針として、イジメは許さない、お局様はつくらないという覚悟のもと、お互いに気持ちよくTTPをしあえる関係づくりを行っています。
え?「もし、TTPに賛同しない利己的なスタッフがいたらどうするの?」ですって?
それは、修正されるまで繰り返し指導をして、理解を得ます。
万が一、それでも利己的な仕事の進め方をする人がいたら、ルールに則って厳しく対応します。
そこを妥協しないのは、仕事はチームで行うものだからです。そして、お互い様の気持ちで働けるからこそ、お子さんと保護者への最上の療育が提供できるからだと思っているからです。
ですが、そんなに厳しく対応することは、まずありません。
なぜなら、今のスタッフの中に、厳しく指導しないといけない人は、誰一人いないからです。
※昔はいたけどね(ここだけの話(笑))。今は「そんな人を許さない」という職場の雰囲気が出来ているのでいないというわけです。
ちょっと変わっている職場と思われるかもしれませんが、TTPしあえる関係はみんなで良いものを提供したいという気持ちにつながり、自分だけがよければいいという人がいなくなり、それが「安心できる事業所さんだな」と保護者の方が感じていただけることにつながると思っています。
そして、お子さんが「先生によって言うことがコロコロ変わる」「どの先生を信じていいのか分からない」といったことに悩むことなく、その子の持っている最大の能力を発揮できる環境作りを行えるという視点においても、TTPが役立っていると思っています。
今、療育事業所さんで働いている方は、TTPできていますか?そしてそれが許される職場ですか?
療育事業所で働いたことがない方は、TTPが持つ威力について気づいていただけましたか?
こんな職場、ちょっと面白そうだなと感じられたら、事前オンライン説明会にご参加ください。
TTP以外にもある、ゆずスタッフの特徴についても、ご紹介しますので、ぜひ色々質問してください。
ちなみに、事前オンライン説明は、正式エントリーではありませんので、安心してください。
※事前説明を聞いて、辞退された方も何人かはおられましたので、もし「違うな」と思われたらエントリーを控えていただければOKです。
スタッフの楽しいが、保護者へ、保護者の楽しいがお子さんへ「伝播する療育」を私たちは自信を持って進めています。
よかったら、あなたも仲間になってください。
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