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【スタッフブログ】「音が鳴った!追視あそびの裏側をご紹介【苦楽園ルーム】

こんにちは。児童発達支援ゆず苦楽園ルームです。

突然ですが、まずは動画を「耳をすまして」ご覧ください。


最後に木琴の音が聞こえましたでしょうか?

こちらは、先日療育準備中に撮影した動画です。

追視(ボールを目で追う動き)ができる楽しい玩具を作ろう!と試作をスタートしました。

最初はトイレットペーパーの芯を使ってみましたが、うまくいかず失敗…💦(またリベンジします!)

試行錯誤の中で、「これならどうかな?」と見つけたのが、プールスティックでした。

試しに大きなビー玉を転がしてみると……面白い!😀

「ゴールに音が鳴るものを置いてみよう」

「ベルは?」→「なんか違う…」

「鈴は?」→「ちょっと地味かな」

「木琴は?」→「お~!」「いいんじゃない?」

そこからはスタッフ総出で試行錯誤が始まりました。

「子どもの目線はこのくらいだから、高さはこのくらいで…」

「じゃあ木琴はこの位置にしてみよう」

「ここに台を置いたらどう?」などなど。

みんなで意見を出し合い、木琴が“狙い通り”の音を奏でたときには、思わず全員で拍手!

さらに、こんな話にも発展しました。

「“始点と終点を見ることが書字につながる”って、どう伝えるのがわかりやすい?」

「“始まりと終わりが目に見えることで、見通しが持てて活動の切り替えがしやすくなる”っていう表現が良いかもね」

など、保護者の方へのフィードバックの伝え方についても話し合い、お昼休みの時間を忘れるほど盛り上がりました。


そして、実際の療育でお子さんに使っていただくと、スタッフの想像以上に楽しんでもらえました😊

「もういっかい!」と何度も何度も繰り返して取り組む姿や、楽しそうな笑い声にスタッフ一同とても嬉しくなりました。


最後には、満面の笑顔で「またね!」とハイタッチして帰っていかれました✨