
こんにちは!苦楽園ルームのさかずきやです🌿
今日は、私たちの“療育の場”である苦楽園ルームをご紹介します。
ビルの3階にある、縦長のお部屋

苦楽園ルームは、駅から歩いてすぐの場所にあるビルの3階にあります。
ドアを開けて中に入ると、縦に長く、奥行きのある空間が広がります。窓からの自然光が入るので、明るく、どこかほっとするような空間です。
苦楽園ルームは、いわゆるピカピカの新しい施設って感じではないんです。
でも、そこが実はいいところで、海外のアパートとか、ちょっとおしゃれな古民家っぽい雰囲気があるのです。
壁の色も落ち着いていて、ちょっと年季が入った感じがまた良く、打ちっぱなしの天井も最初は「おおっ」ってなるんですけど、これが意外とあったかい雰囲気です。
実際に来られた保護者の方からも「なんか落ち着く」「ほっこりしますね」って言っていただきます。
子どもたちも飾られていないこの雰囲気を気に入ってくれているようで、気づけば自然体で過ごしてくれてます。
入ってすぐに「レアアイテム」!?

入って右側には靴箱があり、ここでまず靴を脱いでいただきます。
実はこの靴箱、他の本山ルームや王子公園ルームにはない、苦楽園ルームだけの限定仕様なんです✨
子どもたちの「自分で靴を脱いでしまう」という行動の第一歩にもつながる場所でもあり、ここでのお片付けの練習は小さな自立への第一歩です。
トランポリンのある動きの空間

左手側には、トランポリンやバランス遊具など、体をいっぱい動かせるコーナーがあります。
「じっと座るのが苦手…」というお子さまも、まずここでエネルギーを発散!笑
発達段階に応じた身体活動が自然と促されるようになっています。
おもちゃの宝箱ゾーン
その奥には、緑と白の引き出しケース。
中には車、レゴ、パズル、カード…など、さまざまなおもちゃがぎっしり!
初めて来たお子さまも、気づけばこのケースに直行することが多いんです(笑)

そして反対側にも引き出しがあります。慣れてこられたお子様は『ここにはパズルがある』と知っているので出して始められることもあります。
お子さまたちが「ここは楽しい場所なんだ」と自然に感じられるよう、配置やおもちゃの種類にも工夫を凝らしています。
ごっこ遊びと机上遊びの世界

さらに進むと、絵本棚やアイスクリーム屋さんごっこのコーナーが出現。
その上にさりげなく置かれた“魚のかぶりもの”……実は、スタッフも時々かぶって盛り上がってます🐟(笑)

机上遊びや微細運動を促すおもちゃもここにぎゅっと詰まっています。
実は意外とすごい!トイレ事情

なんと苦楽園ルームには、2つのトイレがあるんです!これはゆずのルームでも苦楽園ルームだけです✨
「ここで初めてトイレが成功した!」というお子さまも多く、“トイレの自信がつく場所”でもあります。
ここでもレトロな雰囲気が、療育事業所のトイレ?って感じです笑
療育は空間の力も大きい
苦楽園ルームの特徴は、ただ設備を整えているだけではありません。
お子さまたちが「安心して自分を出せる」ような雰囲気づくり、そして保護者の方が「ここでなら任せられる」と感じられるような安心感も、大切にしています。
1対1のマンツーマン療育だからこそ、空間の使い方や導線、視線の先に何があるか…といった細やかな工夫が日々の支援に直結していると実感しています。
お子さまは楽しく学ぶ、保護者様はゆったりした雰囲気の中でお子様の成長を感じる。。。これからもそんな雰囲気を大切にしたルームでありたいと思っています。