
こんにちは。発達支援ゆず代表の西村猛です。
療育の仕事をしていると、
「もっと一人ひとりの子どもと丁寧に関わりたい」
「活動をこなすだけではなく、なぜこの子が困っているのかを考えたい」
「自分自身も、支援者としてもっと成長したい」
そんな思いを持つことがあるのではないでしょうか。
発達支援ゆずは、未就学のお子さんを中心とした児童発達支援事業所です。
私たちが大切にしているのは、単に「楽しい療育をすること」でも、「できないことを練習して、できるようにすること」でもありません。
目の前のお子さんをしっかりと見て、なぜ困っているのかを考え、その子に必要な支援を組み立てること。
そして、その見立てを保護者の方と共有しながら、一緒にお子さんの成長を支えていくことです。
そのために、ゆずではいくつかの「こだわり」を持っています。
今回は、これからゆずで働くことを検討されている方に向けて、私たちが大切にしていることをご紹介します。
1.未就学児に特化している
発達支援ゆずは、未就学のお子さんの発達支援を中心に行っています。
対象を広げるのではなく、幼児期の発達を丁寧に見ていく。
これは、ゆずの大きな特徴です。
幼児期は、ことば、運動、手指操作、認知、遊び、コミュニケーション、生活動作など、さまざまな力が相互に関係しながら発達していく時期です。
だからこそ、一つの課題だけを見るのではなく、その子の発達全体を見る力が求められます。
ゆずで働くことは、単に「療育経験を積む」ということではありません。
幼児期の発達について継続的に考え、評価し、支援につなげる験を積むことでもあります。
2.基本はマンツーマン。だから、一人ひとりを深く見る
ゆずの療育は、マンツーマンの個別支援を主体としています。
一斉活動を進めることよりも、その子を観察する時間を大切にしています。
「今日は何をしようか」から支援を考えるのではありません。
この子は今、どの段階にいるのか。なぜこの活動が難しいのか。何を経験すると、次の発達につながるのか。
そうやって、一人ひとりについて考えていきます。
そのため、「子どもとじっくり向き合いたい」という人にとっては、専門性を発揮しやすい環境だと思います。
3.「何をしたか」より、「なぜそうなっているか」を考える
ゆずが特に大切にしているのが、評価と見立てです。
例えば、鉛筆がうまく持てないお子さんがいたとします。
だからといって、すぐに鉛筆を持つ練習を繰り返すとは限りません。
姿勢の問題なのか。手指の発達なのか。目と手の協調性なのか。感覚的な難しさがあるのか。そもそも、その活動を理解することに難しさがあるのか
表面的に見えている「できないこと」の背景には、さまざまな理由があります。
だから私たちは、「できないから練習する」のではなく、「なぜ難しいのかを考えてから支援する」ことを大切にしています。
これは、働くスタッフにとっても重要です。
経験や勘だけで支援するのではなく、子どもを見る視点や評価する力を身につけていく。
ゆずで働くことで得てほしいものの一つが、この「見立てる力」です。
4.保育士とセラピスト、どちらかが主役ではありません
ゆずには、保育士・児童指導員だけでなく、PT・OT・STなどのセラピストが関わっています。
ただし、専門職が上に立って、他のスタッフに「教える」という関係を目指しているわけではありません。
保育士には、遊びや生活、子どもとの関係づくりを見る強みがあります。
セラピストには、運動、感覚、ことば、認知などを専門的に評価する強みがあります。
どちらも必要です。
だからゆずでは、保育士とセラピストを、療育をつくる「両輪」と考えています。
自分の専門性を発揮しながら、他職種の視点も学ぶ。
これは、多職種で働く環境だからこそ得られる経験です。
5.保護者の方も、療育の大切なパートナー
ゆずでは、親子同室での療育を基本としています。
これは単に「保護者に療育を見てもらうため」ではありません。
私たちは、保護者の方から得られる情報をとても大切にしています。
家庭ではどうなのか。園ではどうなのか。最近何に困っているのか。どんな成長を感じているのか。
療育で見える姿は、その子の一部分にすぎません。
専門職が持っている発達の視点と、保護者の方が持っている日常生活の情報。
その両方が合わさることで、より正確に子どものことを考えられるようになります。
そのため、ゆずでは「子どもに療育する力」だけではなく、「保護者に分かりやすく説明する力」も支援者の専門性だと考えています。
6.「先生になる」のではなく、支援者として成長する
療育の仕事を続けていると、知識や経験は増えていきます。
ただ、私たちは「知っていることが増える=良い支援者になる」とは考えていません。
大切なのは、目の前のお子さんを見ながら、「自分の見立ては本当に合っているだろうか」「別の見方はないだろうか」「もっと良い方法はないだろうか」と考え続けることです。
そのため、ゆずが求めているのは、「私に任せてください」と言える人よりも、分からないことを分からないと言い、周囲と相談しながら考えられる人です。
他職種の意見を聞く。自分の支援を振り返る。必要なら支援方法を変える。
そうした姿勢を持っている人ほど、ゆずでは成長できると考えています。
ゆずで身につけてほしいのは、「どこでも通用する支援者としての力」
私たちは、スタッフに「ゆずのやり方だけ」を覚えてほしいとは考えていません。
子どもを観察する。発達を評価する。困りごとの背景を考える。支援を組み立てる。保護者に分かりやすく説明する。他職種と相談する。
そして、自分自身の支援を振り返る。
こうした力は、特定の療育方法や事業所だけで使えるものではありません。
支援者として仕事を続けていくうえで、長く使える力です。
だからこそ、ゆずは単に「働く場所」であるだけではなく、支援者として専門性を高められる場所でありたいと考えています。
合う人もいれば、合わない人もいると思います
ここまで書いてきたように、ゆずには療育に対する考え方があります。
そのため、すべての人にとって働きやすい職場だとは考えていません。
決められたプログラムだけを実施したい方。自分の専門分野だけを担当したい方。「先生」として子どもや保護者を指導することを重視したい方。
こうした働き方を希望する方には、ゆずは合わないかもしれません。
一方で、
「もっと一人ひとりの子どもを丁寧に見たい」
「なぜこの子が困っているのかを考えられるようになりたい」
「保育士やセラピストなど、違う専門性を持つ人から学びたい」
「保護者の方と一緒に子どもの成長を考えたい」
「支援者として、まだまだ成長したい」
そんな方にとっては、ゆずには面白い仕事がたくさんあると思います。
私たちが採用で大切にしていること
発達支援ゆずが開設した当初から、私たちは「同じ方向を向いて歩いていける人」を採用することを大切にしてきました。
これは今も変わりません。
資格や経験年数だけで採用するのではなく、どんな療育をしたいのか。どんな支援者になりたいのか。子どもや保護者と、どのように関わりたいのか。
そこを大切にしています。
だから、応募する段階ですべてができる必要はありません。
今できること以上に、これから学ぼうとする姿勢を大切にしています。
発達支援ゆずの考え方に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ採用情報もご覧ください。
あなたがこれからどんな支援者になりたいのか。
その未来と、ゆずの目指している療育が重なるのであれば、私たちと一緒に働くという選択肢を考えていただければと思います。

