子どもを変えるのではなく、「過ごしやすい環境」を一緒につくる訪問支援
発達支援ゆずでは、保育園・幼稚園・こども園・学校など、子どもが実際に生活している場所へ訪問する「保育所等訪問支援」を行っています。
訪問支援というと、「子どもに直接何かを教える仕事」というイメージを持たれるかもしれません。
しかし、ゆずが大切にしているのは、子どもへの直接的な働きかけだけではありません。
子どもがなぜ困っているのかを観察し、先生方と一緒に、その子が過ごしやすい環境や関わり方を考える。
それが、ゆずの訪問支援です。
「できていないところを指摘する人」ではありません
訪問支援員は、園や学校を外から評価したり、先生の支援方法を一方的に指導したりする立場ではありません。
訪問先には、その園や学校の方針があります。
そして、毎日その子どもと関わっている先生だからこそ分かることがあります。
そのため、私たちはまず、先生方の考えや現在の関わりを尊重します。
そのうえで、専門職として子どもの様子を観察し、
- なぜ、この場面で困っているのか
- どんな環境なら力を発揮しやすいのか
- どんな声かけなら理解しやすいのか
- 集団の中でどのような工夫ができるのか
などを先生方と一緒に考えていきます。
「正しい方法を教える」のではなく、「一緒に考える」。
この姿勢を、ゆずの訪問支援では大切にしています。
子ども・先生・保護者をつなぐ仕事
家庭では困っていないのに、園では難しい。
個別療育ではできるのに、集団になるとできない。
保護者と先生で、子どもの見え方が違う。
こうしたことは珍しくありません。
子どもは、場所や相手、集団の大きさ、環境によって見せる姿が変わるからです。
訪問支援員は、実際の生活場面を見たうえで、園や学校での姿を保護者へ伝え、家庭や療育で得られている情報を必要に応じて訪問先とも共有します。
子どもと先生、保護者の間をつなぐ。
これも訪問支援員の重要な役割です。
訪問では、こんなところを見ています
- 集団活動への参加の様子
- 先生からの指示の理解
- 友だちとの関わり
- 姿勢や身体の使い方
- ことば・コミュニケーション
- 感覚刺激への反応
- 活動の切り替え
- 環境による影響
- 先生の関わりによって変化する様子
「子どもだけ」を見るのではなく、子どもと環境との関係を見ることが重要です。
専門性を、生活の場で活かせる仕事です
訪問支援員には、保育士、児童指導員、PT・OT・STなど、それぞれの専門性を活かす場面があります。
保育士・児童指導員
遊び、集団、生活、社会性、先生との関係などから子どもの姿を捉えます。
理学療法士(PT)
姿勢、運動、身体の使い方、環境との適合などを専門的に捉えます。
作業療法士(OT)
感覚、手先、生活動作、活動への参加などの視点から捉えます。
言語聴覚士(ST)
言語理解、コミュニケーション、先生の指示の理解などの視点から捉えます。
専門性を発揮しながらも、「自分の専門領域だけを見る」のではなく、子どもの生活全体を見ることを大切にしています。
訪問支援員の仕事の流れ
① 訪問前に情報を確認
保護者から聞いている困りごとや、これまでの支援内容などを確認します。
「何を観察する必要があるのか」を整理してから訪問します。
② 園・学校で実際の様子を観察
クラスや活動の中で、子どもがどのように過ごしているかを観察します。
子どもだけでなく、環境、課題の内容、先生の声かけ、周囲の子どもとの関係なども含めて見ていきます。
③ 先生と一緒に振り返る
必要に応じて先生方と、その日の様子や今後の関わりについて共有します。
一方的にアドバイスするのではなく、先生のお困りごとや、すでに工夫されていることも伺いながら、一緒に方法を考えます。
④ 記録・保護者への共有
訪問後は、観察した内容、先生と共有したこと、今後の支援方針などを記録します。
保護者にも園・学校での様子が分かるよう、専門的な内容をできるだけ分かりやすくまとめます。
訪問支援が初めてでも、同行から学べます
「訪問支援は経験したことがないので不安」という方もおられると思います。
訪問支援では、子どもを見る力だけでなく、先生との関係づくりや情報共有の仕方も重要です。
そのため、訪問支援が未経験の方には、必要に応じて先輩スタッフの訪問へ同行し、実際の支援の進め方を学んでいただきます。
- 訪問時にどこを見るのか
- 先生からどのように話を聞くのか
- どのように提案するのか
- 保護者へどのように伝えるのか
- 訪問記録をどのようにまとめるのか
このように、実際のケースを通して学んでいきます。
また、実践に入る前には、座学研修もしっかりと行いますので、訪問支援の制度や訪問支援の心構え、ゆずの訪問支援で大切にしていることなどを学んでいただきます。
こんな方に向いています
- 子どもを個別場面だけでなく、実際の生活の中で見たい方
- 「なぜ困っているのか」を考えることが好きな方
- 先生方と協力しながら支援を考えたい方
- 自分の専門性を園や学校の現場で活かしたい方
- 保護者と園・学校の橋渡しに関心がある方
- 一方的に指導するのではなく、相手の考えを尊重できる方
- 限られた時間の中で観察し、情報を整理することが好きな方
募集要項
【募集職種・雇用形態】
非常勤パート/訪問支援員
- 保育士
- 児童指導員
- 言語聴覚士
- 作業療法士
- 理学療法士
- 公認心理師等
※障害児支援等の実務経験要件があります。詳細は事前オンライン説明または面接時にご確認ください。
【実施事業所】
発達支援ゆず 本山ルーム
神戸市東灘区本山中町4-18-14
【訪問エリア】
主に神戸市東灘区・灘区の保育園、幼稚園、こども園、学校等
※訪問先によりその他の地域へ訪問する場合があります。
【主な業務内容】
- 園・学校等での子どもの様子の観察
- 子どもの発達・行動・環境の評価
- 訪問先の先生との情報共有・支援方法の検討
- 保護者への訪問内容の報告
- 訪問支援記録の作成
- 訪問先との日程調整・必要な連絡
訪問時間は概ね1時間程度です。
【勤務曜日・時間】
・月曜日~金曜日のうち、勤務可能な日
・主な訪問時間帯:10時~15時頃
※週1日から相談可
※1日1件のみの勤務も相談可
※午前のみ・午後のみなども相談可
※訪問日程は、ご勤務可能日と訪問先の予定を調整して決定します。
【給与形態】
① 障害児への直接支援または間接支援経験が10年(1,800日)以上、または訪問支援事業での経験が5年以上ある方
訪問1件あたり:7,200円
② 障害児への直接支援または間接支援経験が5年(900日)以上、または訪問支援事業での経験が3年以上ある方
訪問1件あたり:6,000円
③ 障害児への直接支援または間接支援経験が2年(360日)以上ある方
訪問1件あたり:3,600円
※同一場所・同時間帯に複数のお子さんを支援した場合は別途規定があります。
※通勤交通費は会社規定に基づき支給します。
※事業所から訪問先までの移動交通費を支給します。
【働き方の特徴】
- 週1日から相談可能
- 1日1件から相談可能
- 午前のみ・午後のみも相談可能
- 訪問先への直行が可能
- 条件により直帰も可能
- 訪問支援未経験者は同行・見学からスタート可能
※直行・直帰の場合も、事業所への必要な報告や訪問記録の作成等は必要です。
よくあるご質問
- 訪問支援は未経験ですが応募できますか?
- 訪問支援そのものが未経験でも、障害児支援等の必要な実務経験要件を満たしていればご相談いただけます。必要に応じて先輩スタッフの訪問に同行し、観察の視点や先生との情報共有の仕方などを学んでいただきます。
- 訪問支援で一番大切なことは何ですか?
- 子どもを見る専門性だけでなく、訪問先の先生方の考えや方針を尊重し、良好な関係をつくることを大切にしています。一方的に指導するのではなく、一緒に考える姿勢が重要です。
- 週1日でも勤務できますか?
- 可能です。勤務可能な曜日や時間帯を伺い、訪問先との日程を調整します。1日1件、午前のみ、午後のみなどの働き方についてもご相談ください。
- 自宅から訪問先へ直行できますか?
- 可能です。事前の勤務報告や訪問後の記録・報告など、事業所が定める手続きは必要です。
- 訪問先への移動手段は?
- 原則として公共交通機関を利用していただきます。訪問先や勤務条件等によって詳細が異なる場合がありますので、事前オンライン説明等でご確認ください。
応募前に、まず訪問支援について話を聞いてみませんか?
「訪問支援は初めてだけれど大丈夫?」
「自分の資格や経験は対象になる?」
「実際にはどんな園や学校へ訪問する?」
「どのくらいの頻度で働ける?」
そのような疑問がある方のために、応募前の事前オンライン説明を行っています。
ゆずの訪問支援の考え方、仕事内容、勤務条件などをご説明したうえで、ご自身に合う働き方かどうかをご検討いただけます。
説明を聞いたうえで、応募を再検討していただいても問題ありませんので、まずはお気軽に事前オンライン説明をご活用ください。