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貴所のホームページは、スマホに最適化されていますか?「モバイルファースト」にしておくことは、利用者確保に繋がる大切なポイントです

療育事業所のホームページには、理念やプログラム、スタッフ紹介ページなど、複数ページに渡り情報を記載されていると思います。

その中で、時々見かけるのが、「モバイルファーストになっていない」ホームページです。

モバイルファーストとは

スマホ等の小さな画面でも閲覧しやすいことを意識してWEBサイトを作成すること。

利用者の確保は口コミで行っている、関係機関からの紹介で行っている、という事業所様の場合は、ホームページの表示にはあまり関心がないかもしれません。


ですが、これだけ情報があふれ、また情報の根拠として各種SNSが活用されている現在、都心部・地方に限らず利用者確保につながるホームページ運営は重要な集客ツールの一つです。

つまり、口コミ等で利用者確保ができていたとしても、ホームページ運営を効果的に行うことができれば、さらに空き枠待ちの待機者を複数確保することにつながり、欠席が増えてもすぐに枠を埋めることができるようになるなど、運営上プラスになることが多くあります。

上の図は、弊所事業所(発達支援ゆず・児童発達支援事業所)のとある月の「サイト訪問者がどのようなデバイスでアクセスしているか」を表したものです。

ピンク色がモバイル(いわゆるスマホ)、緑色がデスクトップ(いわゆるパソコン)、オレンジ色がタブレット(iPadなど)となっています。

これを見ると、70%程度の人がモバイル(スマホ等)から閲覧しています。


モバイルに適した表示になっていないホームページだと、スマホ等の小さな画面では、文字が読みづらくサイトからの離脱が早くなってしまいます。

近年、ネットに溢れる情報は過剰になり、閲覧者(療育事業所を探している方)は、瞬時に情報を見分けていく作業を無意識に行っています。


これは、YouTubeのショート動画や、広告が5秒でスキップできることを見ても分かると思います。

瞬間的に、パッパッと見ていく中で、「あっ」と思ったサイト(目を引くデザインや見出しなども含む)に足を止め(目を留め?)じっくり見る、という作業に入ります。


もちろん療育事業所選びの際にも、同様のことが言えます。

例えば事業所を探す際、役所でもらった事業所一覧を、上から順に検索していくような時は、

  1. 事業所名で検索
  2. 検索結果ページのトップに出てきたサイトをタップ
  3. 事業所のトップページを表示
  4. ざっと見る
  5. 興味があれば他のページも見る(滞在時間が長くなる)。興味がなければ検索画面に戻り、次の事業所を検索する。

こういった作業を、流れ作業的に行います。



皆さんも、例えば楽天市場で例えば運動靴を買うときなどは、このような流れだと思います。

同じ靴なら、価格と送料を見るでしょう。

送料無料!とか、今ならポイント20倍!と見出しにあれば、あっと目を留めて、そのショップのページをしっかり読むでしょう。

その後、例えば好きな色が売り切れだったら、また検索一覧に戻り、同条件で他のショップを見ていくと思います。


保護者が療育事業所を探すときもそれと同様で、多くの事業所情報の中から、分かりやすく記載されているサイト(見やすいという意味です)を選んで見ていきます

この活動は、ほぼ自動化されている(人の無意識化の行動)なので、「いかに目を留めてもらうか」がとても大切なポイントになります。


また、SNS等で情報発信されているオーナー様も多いと思いますが、SNSから関心を持ってくれた保護者が、ホームページに来た場合も、見た瞬間「分かりづらい」と判断されると、すぐにもと(例えばTwitterアプリ)に戻ってしまいます。


この時に、モバイルファーストの画面で見やすくなっており、また内容も興味があるものであれば、SNSのアプリに戻ることなく、貴所サイトに長時間滞在し、理念を始めとするコンテンツをじっくり読んでもらうことにつながります(ホームページの滞在時間を長くすることも、親近感を持ってもらい、利用につながるコツの一つになります)。



このように、貴所のホームページデザインをモバイルファーストにすることは、利用促進の意味においてもとても重要です。


ホームページからのお問い合わせが少ないと感じておられるオーナー様、管理者様は「閲覧者は、とにかく急いでいる」「サイトを見て、最初の数秒で印象を決めている」という視点から、貴所のホームページデザインや、文言を見直してみては、いかがでしょうか。

その最初に行うべきことが、モバイルファーストのホームページづくりです。


きれいなデザインよりもあえて素人っぽさを出したデザインにする、閲覧者が「え?」と目を留める文言を散りばめていく、なども、じっくり読み込んでいただく(貴所に関心を持っていただく)テクニックですが、これについては別の記事でご紹介したいと思います。