遠方からでも発達支援ゆずを利用できますか?通う頻度とご家庭との連携について

こんにちは。発達支援ゆず代表の西村猛です。

時々、見学のお問い合わせの際に、「遠方に住んでいるのですが、利用できますか?」「遠方なので毎週通うことは難しいのですが、それでも利用できますか?」といったご質問をいただくことがあります。

結論からお伝えすると、発達支援ゆずでは、遠方にお住まいであることを理由に利用をお断りしていません。


実際に、神戸市内だけでなく、芦屋市、西宮市、尼崎市、明石市、大阪府などから通っていただいています。

また、京都府や奈良県から継続して利用されるご家庭や、関東圏からご来所される方もおられます。


ただし、どのくらいの頻度で通えるのかによって、支援の進め方は変わってきます。

今回は、遠方から発達支援ゆずの利用を検討されている方に向けて、ゆずの考え方をお伝えします。

遠方から継続して通ってくださるご家庭もあります

遠方からの利用といっても、通われる頻度はさまざまです。

京都府や奈良県などから週1回程度通われるご家庭もあれば、遠方のため月1回程度のペースで継続して利用されるご家庭もあります。

そのため、ゆずでは、「毎週通えないから利用できない」「遠方だから対象にならない」と一律に考えているわけではありません。


ただ、利用頻度は支援を考えるうえで大切です。

発達支援ゆずでは、可能であれば週2回程度の利用をおすすめしています。

その理由は、単純に利用回数が多い方がよいということではありません。

療育の中で取り組んでいるプログラムを繰り返し行うことで、お子さんに定着させやすくなるためです。

もちろん、週2回通うことが難しいご家庭もありますので、週1回でも利用していただいています。


一方、遠方からの利用などで月1回程度になると、来所したときの療育だけでプログラムの定着を図ることは難しくなります。

そこで、より重要になるのがご家庭との連携です。

利用頻度が少なくなるほど、ご家庭との連携が重要になります

ご家庭との連携は、週1回・週2回利用される場合にも、もちろん大切です。

ただ、月1回程度の利用になると、来所していない期間をどのようにつないでいくかが、より重要になります。


来所された際には、お子さんの様子を確認し、現在できていることや難しいこと、その背景にどのようなことが考えられるのかを整理します。そして、今のお子さんに必要だと考えられることに取り組みます。

そのうえで、次回来所までの期間に、ご家庭でも取り入れていただけそうなことを保護者の方と一緒に考えます。


といっても、ご家庭で専門的なトレーニングをしていただくということではありません。

普段の遊びの中でできること、お子さんへの関わり方、環境の工夫など、ご家庭の生活の中で無理なく取り入れられることが中心です。


そして次回来所されたときに、「この1か月はどうだったか」「やってみて、どのような様子だったか」「前回と比べて何か変わったことはあったか」などを確認します。

その経過と、その時のお子さんの様子を踏まえて、また次の支援を考えます。

お子さんの様子を見る→考える→取り組む→その結果を確認する→また考える

このような流れで進めていくと、効果は引き出しやすくなります。


反対に、見立てや結果の確認を行うことなく、漠然とプログラムをこなすだけでは、発達の効果を最大に引き出す事は難しくなります。

月1回程度の利用の場合には、特にこの流れをゆずとご家庭で一緒につくっていくことが大切だと考えています。

「一度だけ相談したい」という場合について

発達支援ゆずの見学は、「一度だけ専門家に子どもを見てもらい、詳しく評価やアドバイスを受ける」ことを目的としたものではありません。

ご見学では、お子さんの様子を見せていただき、保護者の方から現在のお困りごとやこれまでの経過をお聞きしたうえで、ゆずで継続してどのような支援ができそうかを確認します。

利用が始まってから、継続してお子さんの様子を見ながら必要な評価を行い、支援を考え、その後の変化を確認していきます。


一方、「継続して療育を利用するというより、一度子どもの様子を見てもらって相談したい」「現在の困りごとについて、専門家の見立てやアドバイスを受けたい」という場合には、こども発達LABO.で行っている自費のオンライン相談・対面相談をご利用いただくことができます。

発達支援ゆずの継続的な療育と、こども発達LABO.の個別相談では目的が異なりますので、ご希望に合わせてご検討ください。

遠方から利用をご検討の方へ

「ゆずの療育に興味はあるけれど、遠いので通えるか分からない」「毎週は難しいけれど、月1回程度なら通えるかもしれない」という方も、まずはお問い合わせください。

その際には、お子さんの現在のお困りごととあわせて、お住まいの地域と、どの程度の頻度であれば通えそうかをお知らせください。


見学は基本的に私、西村猛が同席し、お子さんの状況などによっては言語聴覚士西村千織も同席することがあります。

そこでお話を伺いながら、お子さんの状態や必要と考えられる支援、実際に通える頻度などを踏まえて、ゆずで継続して支援していくことができそうかを一緒に考えます。


遠方だから利用できない、毎週でなければ利用できない、と一律には考えていません。

一方で、遠方から来ていただければ、どのような利用頻度でもよいということでもありません。


大切なのは、無理なく継続できる形で、お子さんの経過をゆずとご家庭が一緒に見ていけることです。

遠方からの利用について迷われている場合も、まずはご相談ください。

遠方からの利用について相談する