
この記事は、療育事業所を運営されている、または開所を検討されているオーナー様、療育事業所管理者様、支援者様向けの記事です。
保護者の皆様には、あまり有益な情報ではありませんので、療育や発達障害について学びに来られた方は、他の記事をお読みください。
弊社では、療育事業所様向けのコンサルティングサービスを行っています。
具体的には、療育事業所のスタッフ様の療育実践でのお悩みに対してのアドバイス、オーナー様の事業所運営や開所に関するサポート、スタッフ教育(研修)などを行っています。
このコンサルティングを担当しているのが、弊社コンサルティング事業部門です。
担当コンサルタントは、言語聴覚士むぎちょこ、ゆず代表にしむらたけし(ゆずのおっちゃん)、人事管理課長松岡実樹です。
(注)松岡は現在、王子公園ルームの児発管を務めているため、コンサルティングチームから一時離脱しています。
2020年にコンサルティングサービスを始め、これまでに10数事業所様のサポートを行ってきました。
さて、そんな弊社コンサルティング事業部ですが、来年度は今まで以上にコンサルティングサービスを充実させていくために、今年度の下半期から準備を始めていきたいと考えています。
その第一弾として、弊社コンサルティングチームのTwitterアカウントを作りました。
すでに療育事業所が乱立する時代になり、いよいよ令和6年度の制度改正に向けて、国も療育事業所の機能改編を行っていくことが予定されています。
その中で、障害福祉サービスとしてふさわしくない(と考えられる)サービスを提供している場合は、利用料が算定できないなど、厳しい改編になると予測されています。
療育事業所としてふさわしくない、というのは、療育でピアノだけを教えたり、学習塾のように単に勉強を教えるだけのようなものを指します。
こういったプログラム提供を行っている療育事業所に対して、利用料を下げるまたは算定できないような形で整備を行うことが予想されています。
そのため令和6年度以降、運営が困難になる事業所様が一定数出てくるものと予測されます。
また、それとは別に、昨今は療育に関する情報もネット上には多く、一昔前に比べて保護者の方の情報や知識量が、圧倒的に増えてきています。
それは、「保護者が療育の質の高さで事業所を選ぶ時代に入った」ことを意味します。
そのため、事業所を開所すれば勝手に利用者が集まる、という時代は終わりを告げようとしています。
実際、弊所療育コンサルティングの初回無料相談においても、「利用者が集まらない」「人員配置を手厚くしたものの利用者が集まらず、人件費率が高く運営が厳しくなってきた」といったご相談が多くあります。
そういった場合、療育プログラムの再構築、保護者の方から信頼を得るための方法、スタッフ教育等に注力していくことが必要です。
私たちコンサルティングチームは、各コンサルタントの持つ専門的知識および発達支援ゆずにおけるこれまでの知見を元に、よりよい療育を提供したい、とお考えの事業所様のバックアップをこれまで以上に行っていきたいと考えています。
Twitterでは、療育事業所オーナー様、支援者様に対して、有益な情報をどんどん発信していきたいと思っていますので、ご関心があるオーナー様、支援者様は、ぜひフォローいただければと思います。
これからも私たちは、「本当に必要とされる療育を実践しようと考えておられる事業所様」に対して、「選んで良かった」と感じていただけるコンサルティングサービスを行っていきたいと思っています。