王子公園ルームOPENのはずですが。。。
こんにちは。ゆずグループ代表の西村です。
本日、2021年5月1日(土)、神戸市より正式な認可を受け、発達支援ゆず王子公園ルーム(未就学児専門)がめでたくOPENしました!
って、言っても、今日土曜日はゆずはお休みです。
ぴえん
それに加えて、連休だから、しばらくずーっとお休みです。
ぴえん
結局5月5日まで、ずーっとお休みです。
ぴえん
いやはや、ぴえんこえてぱおん。
開設までの経緯などをご紹介
では、気を取り直して、ここで王子公園ルームの開設までの経緯についてご紹介します。
これまでゆずグループは、自費の発達相談室、学習塾などの事業を行いながら、神戸市東灘区で「発達支援ゆず本山ルーム」を運営してきました。
2018年に開設した本山ルームですが、空き枠待ちの待機の方が多くなってきていました。
1年以上前から、物件探しの旅
せっかくゆずの療育を受けたいと希望された方を、空き枠が出るまで長い間お待たせすることが忍びなく、1年以上前から2号店の開所に向け物件探しなどを行ってきました。
1年以上かかったのは、物件選びが難渋したからです。
「発達特性のあるお子さんが通う事業所です」と伝えると、「そういう事業所はちょっと・・・」と断られたり、(はっきりと拒否すると問題になるからか)オーナーさんが返事を1ヶ月以上放置して、こちらが諦めるのを待つという、いわゆる「放置プレイ」をされることもしばしばでした。
そんなこんなしているうちに、偶然にも条件も合致した物件が見つかりました。幸いなことに、オーナーさんからも快く許可をいただき、一気に契約▶神戸市への申請と進みました。
神戸市への申請で足踏み
ところが!今度は神戸市への申請でまたもや足踏みです。
書類を申請すれば、すぐに許可が下りるのではなく、まずは市役所の担当者と事前面談▶仮書類提出▶本提出▶そして認可、という流れです。これに数ヶ月を要します。並行して消防への届け出▶認可など、色々あります。
面談は、私も神戸市役所は古巣ですし、特に問題なく済みました。それより待ち日数が長かったです。その間、数ヶ月単位で空家賃がずっと発生します。
ぴえんこえてぱおん。
ま、役所は「そんなことしりませんがな」ですわね。
余談ですが、市役所の担当者と面談する時、または行き詰まるような内容がある時に、話をスムーズに進めるテクニック(市役所担当者と上手くやり取りするコツ)があります。このコツを知れば、市役所との面談はバッチリです(笑)。元公務員だから、どのように説明すれば納得してくれるか、どういう意見だと指摘されるか、などは心得ていますので、そのテクニックを駆使して、事業理念や計画を説明しました(笑)。詳細は企業秘密です(笑)。
認可待ちの間に、物品購入や組み立て作業、事務作業に追われる
さて、書類の提出も無事済み、あとは認可が下りるまでの間に、物品の購入と搬入、そして組み立て作業の連続です。
過剰人員はいないので、基本的に私一人で行います。
イケアと無印とニトリとAmazonとASKULと楽天市場と、色々なところで色々な物品を購入し、組み立てします。
加えて、PCの設定、契約書や重要事項説明書などの書類の準備作業があります。
今回は、それに加えて4月に新入職スタッフ5人の研修に加え、療育事業所さんへのコンサルタント業務、自費のオンライン相談などもあり、4月は1週間くらいの感覚で過ぎ去っていきました。
そして、一昨日、行政書士さんから連絡があり、「無事認可が下りました」ということで、私の長かった事業所立ち上げ活動は、一旦終了となったのです。
王子公園ルームを簡単にご紹介
では、王子公園ルームのことについて、少しだけですがご紹介します。
発達支援ゆず王子公園ルームは、本山ルームと同様、個別療育を主体とした「親子で学べる療育教室」です。
マンツーマン対応の中で、お子さんの発達評価や検査を行い、個別プログラムを実践します。
分かりやすく言うと、療育センターのセラピーと同じ形です。
3つの特徴
- 認知・言語促進プログラム・言語聴覚療法・作業療法の中で、お子さんの発達状況を評価し、評価結果に基づいたプログラムを実践します。
- 強制したり、矯正することなく、遊びを通して言葉やコミュニケーション力、体の発達を引出します。
- まずは保護者支援から。不安でいっぱいのお母さん、お父さんの良き理解者・良き相談相手として、就学まで伴走します。
スタッフの3つのバリュー(行動規範)
- 無印良品のように、「日々、サービスのバージョンアップを」
- スターバックスのように、「子どもと保護者の方に、快適な空間の提供を」
- リッツカールトンホテルのように、「ホスピタリティを大切にしたサービスを」
私は、療育に足りないものは、ホスピタリティだと考えていて、スタッフには常に「ホスピタリティを意識した対応を」と伝えています。ホスピタリティとは、優しいとか丁寧とか言うものではありません。そういったことは、出来て当たり前です。
ホスピタリティとは、保護者の方でさえ気づいていないニーズに気付くと同時に、そこに心を添えたサービスを提供することです。
ゆずでは、それを徹底しています。保護者の方からのアンケートの記事をお読みいただければ、ホスピタリティを大切にしていることが分かっていただけると思います(アンケート結果は、今後もまだまだご紹介しますので、またブログを覗きに来てください)。
スタッフ
スタッフ構成は以下の通りです(詳細はスタッフ紹介ページをご覧ください)。
◆児童発達支援管理責任者(主任):松岡 実樹
◆言語聴覚士:神田 京
◆保育士:弓立 陽子
◆作業療法士:小原 久幸
◆スーパーバイザー:西村 千織(言語聴覚士)
管理者&SV:西村千織
児童発達支援管理責任者:松岡実樹
言語聴覚士:神田京

保育士:弓立陽子
作業療法士:小原久幸
管理者兼スーパーバイザーの言語聴覚士西村千織は、王子公園ルームの保育所等訪問支援事業も兼務しています。
なお訪問支援員は、西村千織以外にも公認心理師の東美絵も担当しますので、ぜひご利用ください。
ご見学の方には、セラピストによるお子さんの評価も行っていますので、ご希望の方は見学お申込み時にお知らせください(他事業所様の療育を受けられている方はご遠慮いただいていますのでご了承ください)。
王子公園ルームの場所
王子公園ルームは、阪急王子公園駅から徒歩2分。山手幹線道路沿いですので、王子公園駅から山手幹線道路に向かって歩いていただくと、すぐに分かります。
JRでは、摩耶駅が最寄り駅です(大人の足で徒歩8分程度)。
王子公園駅付近にはコインパーキングがいくつかありますが、基本的にどこのコインパーキングも駐車台数が少ないため日中は満車となっていることが多いです。その場合は王子動物園の駐車場が便利です(駐車料金も近隣コインパーキングに比べ、少し安い設定になっています)。
◆0~2時間までの30分につき150円
◆2~4時間までの30分につき100円
※1時間までだと300円、1時間半までの駐車で450円です。
※事前に王子動物園の公式サイトでご確認ください。
おわりに
ということで、いかがだったでしょうか。
せっかく5月1日認可なのに、6日まで時間があるので、開所までの経緯と王子公園ルームのご紹介を行ってみました。
「ゆずの療育実践は、療育センターを凌駕している」と言われることもありますが、私はそんなところにゴールは置いていません。
「療育のあり方を変える」ために、これからも療育界の異端児として、ゆず式療育を実践していきたいと思っています(そのために神戸市役所を辞めたのですから)。
療育の世界をもっと根拠あるものにするために、そして発達特性のある子どもたちが、社会の中で当たり前に受け入れられ、胸を張って生きていけるような時代となるために、これからも発信と実践を続けていきたいと思います。
だから、療育について悩んでいる保護者の方がおられましたら、いつでも私やゆずのスタッフに会いに来てください。
ゆずのスタッフのホスピタリティに触れてみてください。
利用者として大切にされる気持ちを味わってください。
もしそれを感じられたら、お子さんにもその気持ちを持ってもらえるような関わり方をしてあげてください。きっと新しい未来が見えてくると思います。
あなたとお会いできることを、私たちは楽しみにしています。