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スタッフ研修4回目。松岡児発管より「ゆずの療育実践と保護者支援のあり方」そしてゆずロック!

こんにちは。ゆず代表の西村です。

さて、ゆず新入社員研修の第4回目が終わりました。

今回は、児発管の松岡から、ゆずの実務・保護者支援の実際・個別支援計画書や特別支援計画書の作成のポイントなどについて講義を行いました。

ゆずのスタッフは、3つの目標(無印良品・スターバックス・リッツ・カールトンホテル)から得た、「3つのバリュー」を行動規範としていますが、実際の療育の中でこの3つのバリューをどのように取り入れていくか、といったことについても学んでもらいました。

その中で面白かったのが、児発管松岡が提案する「ゆず6K」です。

ゆずのスタッフに求められる行動指針として次の6つを挙げています。

  1. 気づく:目の前の課題だけでなく、常に状況を敏感に察知する能力
  2. 考える:反射的に反応するのではなく、「自ら考え、自ら動く」ための基礎となる力
  3. 行動する:口だけ番長ではなく、思い立ったらすぐに行動に移すという実行力
  4. コミュニケーション:対人スキルは、療育スタッフが当たり前に持っておくべきスキル
  5. 気遣う:スタッフや利用者との人間関係を良好にする力
  6. 個性を生かす:自分の個性をうまく表現する力

ゆずロック、なかなかいいネーミングだと思います(笑)。

ロッケンロール(by内田裕也氏)(笑)。

こういったことって、日々の仕事の中で、ついつい忘れがちなんですよね。

でも、実はこのゆずロックを実践すれば、質の高い療育スタッフになれることは間違いありません。

 

私は、子どもを楽しませるには、保護者の方に楽しんでもらうこと、保護者の方を楽しませるには、まずはスタッフが仕事を楽しむこと、だと思っています。

ですが、楽しむとは、好き放題するということではありません。

 

療育も同じです。

子どもを否定しない療育は、気をつけないと「放任」になってしまいます。

だからと言って「強制する療育」は子どもの人生を壊します。

子どもを否定しないように配慮しながら、子どもが機嫌よくプログラムを実践できるようにする、つまりバランスが大事ということになります。

これがプロです。

 

今回の研修で、スタッフにはこういったことを学んでもらえたのではないかなと思っています。

後は、実践あるのみ、ですね。

 

余談ですが、ゆずで働きたい!と希望して、求人応募して来られた方に対して、私は初回面接の時点でゆずの理念・スタッフの行動指針・保護者支援の重要性などについて、必ず説明します。

それらを聞いて「やめておこう」という人もいるからです。

あえてそうしている理由は「療育って適当に子どもと遊んでおけばいいんでしょ?」というようなモチベーションの低いスタッフは、ゆずにはいらないからです。

モチベーションの低いスタッフだと「我が子をどう育てていけばいいか分からない」「こんな育て方でいいのか不安でしょうがない」など、多くの不安を抱えた保護者の心の支えになれないからです。

また、子どもの「できない」を、その子のせいにしてしまうからです。

その結果「強制する療育」に向かってしまい、そして「できないことを指摘した」と自分で嬉しくなり、脳内に快楽ホルモンをいっぱい出して喜んでいるだけのスタッフになってしまうからです。

このことについては、YouTube動画「【療育のイロハ】叱る療育が、子どものためにならない理由〜叱る理由は「伝播」と「正義中毒」〜」をご覧ください(また宣伝かっ!(笑))

ところでこんなことを書いていて今思い付きましたが、今度からスタッフ面接に来られた方には「ゆずロック」で説明しようと思います(笑)

児発管松岡

「ゆず6K」をきっかけに、ロックンロールとは何か?について調べてみましたが。

特に「これ!!」という概念はないそうです。

「柔軟でしなやかなもの・。変幻自在、時には応じたり、貫いたり、妥協したり、クールだったり、ホットだったり、その人の限界は誰にも決められない!」

それこそが「ロックンロール」なのです!!

その精神、いただきました!!

 

というわけで、今回の研修、私も後ろで聞いていましたが、色々と身が引き締まる想いでした。

だから、「あのう。。。ゆず6Kの『コミュニケーション』ですが、『K』ではなくて『C』ではないでしょうか?『communication』なので。。。」とは口が裂けても言えなかったです。

「そんなことは分かっています!それよりも私が伝えたいことが分かりませんか?」と怒られそうなので(爆)。

 

ゆず6K、皆様今後ともよろしくお願いいたします(なんのコッチャ)。

他の事業所さん、パクってもいいけど、使用料はいだだきます(爆)