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児童発達支援管理責任者の松岡先生にインタビューしてみた

ゆずの保育士を経て、現在ゆずの児童発達支援管理責任者(児発管)として勤務している松岡先生に、ゆずのこと、児発管としての思い、これからのキャリアアップなどについて、インタビューしてみました。

 

ゆずの療育に関心をお持ちの保護者の方はもちろんのこと、「ゆずで働いてみたい」と思っている支援者の方は、ぜひお読みください。

 

長文ですが、会話形式で飽きることなく、最後までお読みいただけます!

ゆずの印象を教えて下さい!

 

以前はゆずの保育士として、そして今はキャリアアップして、児発管として保護者支援をメインに、ゆずの療育を盛り上げてくれている松岡先生ですが、ゆずへの入社を決めた理由があれば、教えてください。

 
 

いきなりですね!(笑)
実は、以前勤務していた職場で、児童発達支援事業所が併設されていて、雰囲気は知っていたのですが、「療育的な意義」はあまり感じなかったんです。

 
 

初っ端から、療育的意義が出てきました!!(笑)。
それって、どういうことですか?

 
 

いわゆる集団で、遊んでいる、、みたいな。。。
これって、「療育」としての意味はあるのかな?と思ったんです。

 
 

ああ、そういうことですか。
私は、いつも「単に遊んでいるだけなら、保育園や幼稚園に通えばいい」と話していますが、そういうことで合ってます?

 
 

合ってます(笑)。

ゆずの療育を見学した時に、「ここは意味のある療育をしているんじゃないか」と感じました。
それで、「ここで子どもと保護者の方の役に立つ療育をやってみたい」と考え、入社を希望しました。

 
 

見学時に、そんなことを考えていたんですね。

 
 

ゆずの個別療育のことは噂に聞いていましたが、実際に詳細を見学で知って、個別療育は重要な意味を持つなあと、改めて実感しました。

 

入社して、一番困ったことは?

 

面接の時って、色々考えるんですね。
で、実際に入社してみて、「一番困ったことはなんですか?」

 
 

え!?「一番良かったこと」ではなく、一番困ったこと、ですか?(笑)
起床です!

 
 

え!?起床?朝起きることの話?
それとも、天気の話?

 
 

それは、気象です(笑)。

そうです。朝起きる時の話です。
通勤に1時間半近くかかるので、朝早く起きないといけないんです。
入社したての頃は、毎日気合で起きていました(笑)

 
 

そんな苦労が。。。(涙)
最近は起きやすくなりましたか?

 
 

いえ!今もです(笑)。
でも、起きる時は気合がいりますが、起きてからは辛い気持ちは全くありません。

 
 

起きた後は、辛くない?

 
 

はい。
起きた後、「あー、職場に行くの嫌だなあ、とか、しんどいなあ」と思ったことは一度もないんです。

 
 

子どもたちの顔を思い描くと、仕事への熱意も上がるということでしょうか?

そう言えば、初めて見学に来た時に、「どうでしたか?」と伺ったら、「やっぱり子どもは可愛いですー!」と言っていましたね。

 
 

そうですね。
その時も、「子どもは可愛い」と思っていましたが、今はまた違う意味で、可愛いと思うようになりました。

 
 

違う意味とは、どういうことですか?

 
 

今は、単に「子どもは可愛い」だけでなく、「育っていく姿」そのものが、可愛いと思うようになりました。

 
 

へえ!
孫を見るような気持ちですか?

 
 

意味が分かりません!(笑)
多分違うと思います(笑)。

 

ゆずで働くことの不安はありましたか?

 

ゆずで働くことが決まった後、不安はありましたか?

 
 

不安しかありませんでした!(笑)

 
 

ひえー!
その不安を教えてください。

 
 

まず、「代表がうんちくんハットを被っていること」です。

 
 

ひえー!
ど、ど、どういう意味でですか?

 
 

「もしかして、宗教団体?」「丸め込まれるんじゃないか?」「怪しいセミナー講師みたい」とか、いろいろ・・・。

 
 

最悪な印象ですやん!!

 
 

あと、もう一つは、児童発達支援の現場のことが、よくわからずに、漠然と不安感がありました。

 
 

その2つの不安が対極すぎる!!(笑)

 

ゆずの好きなところは?

 

そんな不安な思いを経て、今は児童発達支援管理責任者(児発管)という責任ある仕事に就いていますが、ゆずの好きなところは、どんなところですか?

 
 

色々ありますが、何より「自分の良さが認められて、生かしてもらえる」職場だというところです。

 
 

スタッフは「駒」ではなく、「人」である、というのがゆずの定義ですからね。当たり前のことなんですけど、それができていない職場も多いと思います。

私は、公務員を長く務めましたが、まさに公務員とは、駒なんです。Aさんが、Bさんに変わっても、仕事に滞りが出ないようにしないといけないので、好むと好まざるとにかかわらず、職員は駒として認知されていました。

 
 

ゆずでは、「その人の持っている得意」が出せる職場だと思います。

 
 

その方が、楽しいですよね
「スタッフが楽しいと、保護者やお子さんも楽しい」が社是ですから。

 
 

そこはゆずの大きな特徴だと思っています。
「面白い場所」であり、「春の日差しのような場所」です。

それは、保護者やお子さんにとっても、そんな場所だと思います。

 
 

何か、実務の中で、「春の日差しのような場所」であることを感じることはありますか?

 
 

あります。
保護者の方は、柔らかな雰囲気を持った方が多いです。

初めは硬い印象の方もおられますが、ゆずに通われるうちに、次第に柔らかくなっていく方が多いです。

 
 

そう言われてみれば、そうですね。

それと、ゆずを利用されている保護者の方は、本当に勉強熱心な方が多いです。毎回メモを取りながら、療育を受けておられる方もいますし、何より「親子同室」という時間も手間も取られるのに「それがいいから通っています。私も学べるので」というお母さんもおられます。

 
 

そうですね。
ゆずに来て、それが何より一番の驚きでした。

保護者の方が熱心ということは、その分私達もそれに答えられるよう気を引き締めていかないといけないな、と自戒しながら仕事をしています。

 
 

求人活動をしていると、見学に来られた後「ゆずの療育は、支援者にとって難しそうで・・・」と尻込み(辞退)をされる方もおられます。

 
 

分からないでもないです(笑)。

私も、最初はそんな感じでした。
「これ以上はもう無理」と思いながら通勤したのを思い出します(笑)。

 
 

そう思いながら、今につながった理由はなんですか?

 
 

自分が関わることで、お子さんや保護者の方へ「変化をもたらせること」の重要性に気づいたからです。

自分の仕事が、「誰かの人生を好転させるかも知れない」っていうことに気づいた時に、働くことの意味が見えたように思います。
ゆずは、それを実現できる職場だと思います。

 
 

それ、素敵ですね。
私も、働くことの意義を発見したい!!

 
 

ゆずの代表者が、道に迷っていてどうするんですか!?(笑)

 

ゆずの課題はどこにある?

 

ゆずに課題があるとすれば、どんなところでしょうか。

 
 

安定した人材確保。これ一択です。

 
 

おお!管理者的意見!(笑)。
人材確保は、どの事業所でも共通の課題であると思いますが、「安定した」とはどういう意味ですか?

 

 

 

安定した人材というのは、ゆずの療育理念に賛同し、個性を活かしながら、安定して仕事ができる人材、という意味です。

 
 

なるほど。
安定しているからこそ、療育理念の実践も安定して行うことができますし、長くゆずで働いていただくことで、スタッフの方もスキルアップができる、というWin-Winの関係が築けますからね。

 
 

そうでうすね。
「丁寧に話を聞く」「分かりやすく説明する」「ホスピタリティを持って対応する」はゆずの大事な柱です。
これに賛同して、実践してくださるスタッフの方がもっと増えるといいなと思っています。

 
 

うわー!なんかいい職場っぽく聞こえる!!
私もこんなところで働きたい!

 
 

意味不明を超えています(笑)

 

児発管という仕事の面白さと難しさ

 

では、「ゆずの児発管」という仕事の面白さと難しさを聞かせてください。
まずは、面白さから。

 
 

実は「素の母(父)」が見えた時に、児発管という仕事の面白さを感じます。

 
 

素の母、父とは、なんですか?

 
 

他愛のないことかも知れませんが、お母さんやお父さんと、アレコレ楽しくお話をしていて、思わずツッコんでしまうことがあります。
それって、お母さんやお父さんの「素」が見えた時だと思います。

 
 

なるほど!思わず、「なんでやねん!」と関西特有のツッコミをすることがある、ということですね。
それって、お母さんやお父さんが、気軽に話しくれている、ということですよね。

 
 

そうだと思います。
それって、療育を楽しむことにもつながりますので、私はこういった瞬間や場面を大切にしています

 
 

信頼してくれているからこそ、自分が出せる、本音を言える。ということですね。

 
 

その通りです。
それにくだらない話ができるって、「安心感」の表れですし。

 
 

では、ゆずの児発管として、難しいと感じることは、どんなことでしょうか。

 
 

多くの保護者の方は、ゆずの理念に賛同してくださっていますが、時々ゆずの療育ではご法度の「強制させる」関わりをしようとされる保護者の方がおられます。

その場合、お子さんの状況や様子を、保護者の方にきちんと説明して、「強制させなくても、お子さんは伸ばせますよ」ということをお伝えしたいのですが、自分がレッスンを担当しているわけではないので、担当者以上にはお子さんを十分捉えられない、というところにジレンマを感じています。

 
 

児発管ですから、もっと広く捉えるという関わり方で、詳細は担当者の方が、より詳しいということですね?

 
 

そうです。
でも、児発管としても療育や子育てのあり方についてお話をするためには、もっとそのお子さんの状況を知っておく必要があります。

 
 

そういった場合は、どうするんですか?

 
 

担当者から、お子さんの今の課題と目標、そして保護者の方の希望や方針を聞き、担当者とともに、「どう説明するとうまく伝わるか」「どう話せば、強制する療育のリスクを伝えることができるか」を一緒に考えます。

保護者の方と、スタッフの間にうまく入ることが、児発管の役割の一つだと思っています。

 
 

その後は、保護者の方に説明するのですか?

 
 

そうです。
でも、保護者の方の思いやキャラクターなども考慮した上で、ズバッと伝える、じっくり時間をかけて伝える、などケースバイケースで対応します。

 
 

療育って、急ぐと失敗する確立が高いですからね。

 

忘れられないエピソード(良かったこと、辛かったこと)

 

ゆずの仕事の中で、忘れられないエピソードがあれば教えてください。
まずは、よかったことから。

 
 

あるお母さんから、「雨の日はゆずに通うのがおっくうに感じるけれど『松岡先生と話ができる』と思うと雨の中でも頑張って来られるんです」というお言葉をいただいたことです。

 
 

それは嬉しい言葉ですね。
私はそんな言葉言われたことがありせん。。。(涙)

 
 

もうひとつあります。
ある男の子が、就学にともなって、ゆずを卒業されたのですが、お別れの時にお子さんとお母さんからお手紙をいただいたことです。

今でも大切にしています。

 
 

(泣)

 
 

どうして泣いているんですか?

 
 

いや、私はもらったことがないなあと思って。。。

 
 

お母さんとお子さんの計らいに感動して、ではなく??

 
 

そんなの貰って、羨ましいなと。。。

 
 

そ、そっちですか!!?(笑)

 
 

では、反対に自分的に「ダメだったな」と思うエピソードがあれば教えてください。

 
 

あるお子さんの療育プログラムについて、自分としては「よかれ」と思ってしたことが、説明不足だったこともあり、マイナスに伝わってしまい、保護者の方の気分を害してしまったことです。

 
 

その時、どんな風に立ち回りましたか?

 
 

お詫びの気持ちを伝え、自分の考えていたことを再度きちんとお伝えしました。

結局、そのお子さんは、ゆずのご利用を止めてしまわれたのですが、それ以来、「同じ間違いを繰り返さない」という気持ちで毎日を過ごしています。

 
 

そういえば、その時は私が児発管をしていて、「この失敗を繰り返さないためには、どうすればいいか」を一緒に考えましたね。

 
 

そうです。
そこで学んだことは、「思い込まずに、自分の考えていることをきちんと相手に伝える」ということとを常に意識すること、「きちんと伝わっているかどうかについて、節目節目に確認する」ということです。

それは今でも仕事をする上で、大切にしていることです。

 
 

きちんとできているかどうかを評価するのは、自分ではなく、保護者や関係機関の方々ですからね。

 
 

一回で伝えられなくても、次にお会いするときにきちんと伝えることを意識しています。
「時すでに遅しは、ない」というのが、今の実感です。

 
 

名言、いただきました!(笑)

 

これから挑戦してみたいことは?

 

児発管として、ゆずのスタッフとして、これから挑戦してみたいことはありますか?

 
 

色々あります。
一つは、保育所等訪問支援事業に密接に関わっていきたいと思います。

 
 

え!?
保育士に戻るの??

 
 

違いますよ(笑)。
私は児発管なので、初回訪問しか行けないのですが、ゆずの事業所で見ているお子さんが、保育所等の訪問事業を行う中で、伸びていく姿を見てみたいなあと思っているのです。

 
 

制度的に、児発管が担当者として訪問することができないので、そこはジレンマですね。

 


 

児発管として、スタッフの訪問がスムーズに行くようにバックアップすることで、お子さんの園での成長のお手伝いをしたいと思っています。

 
 

そういうことね。
あー、びっくりした!!

 
 

療育というのは、生活支援である」というゆずの方針は、本当にその通りだと思います。

その意味で、ゆずが保育所等訪問支援事業を実践していることに、とても重要な意味を感じます。

児発管として色々な子どもの生活の様子を見て、より深くお子さんに関わっていきたいと思っています。

 

今、力を入れていることは?

 

今、スタッフとして、児発管として力を入れていることはありますか?

 
 

何事にも全力投球をしたいと思っていますが、その中で今は「偏りなく」仕事することを意識しています。

 
 

偏りなくとは、具体的にどういうことですか?

 
 

バランス良く状況を把握する、バランス良く対応する、などを意識しています。
そうしないと、支援にモレが出るからです。
例えば、保護者支援でもそうですが、自己流だと保護者支援の内容や方法が、独りよがりになってしまうことにつながります。

 
 

なるほど。全体を俯瞰して見た上で、状況に合わせて対応していく、ということですね?

 
 

そうです。
八方美人とは違う意味で、満遍なく、偏りなく状況判断をしていきたいと思っています。

 
 

なるほど。
八方美人は、どの人にもいい顔をする、という主体性のない対応方法です。
でも、そのお子さん(保護者)にとって、「必要なこと」か「必要でない」かによって、対応や具体的な方法を変えていくことは八方美人ではない、バランスの良い支援、と言えると思います。

 
 

そうですね。
そのことは、スタッフに対しても同じです。
今後はスタッフに対しても、メリハリのある対応をしていきたいと思っています。

 
 

ひえー!
スタッフの中に、私も入っていますか?

 
 

代表は、訪問支援員を兼務していますので、もちろんスタッフの一員です。
メリハリのある対応をしていきますよ(笑)。

 
 

ごめんなさい!!

 
 

な、なんですか??

 
 

いや、今後叱られることがあるかもしれないので、先に謝っておこうかと・・・。

 
 

意味が分かりません(笑)。

 

ゆずでの勤務を考えている方へのメッセージ

 

ちょうど今、求人を行っているところですが、ゆずで働いてみたいなあと思いながらも、「ゆずの療育は、理念が高く実践スキルも難しい」と感じておられる方も多いと思います。
そんな方に、何か一言いただけますか?

 
 

ゆずでの療育は、言語聴覚士などのセラピストにバックアップしてもらいながら学んでいくことができるので、実践について不安に思う必要はありません

それよりも、ゆずの2つの理念をうまく使い分けることができるかどうかがポイントになると思います。

一つは、「保護者の方とお子さんを否定しない」ということ。
もう一つは、「保護者とお子さんに合った方向性を指し示す」ということです。

この2つは対極していることですが、その落としどころを見つけることこそ、ゆずの療育実践そのものだと思いますし、使い分けができるようになれば、スキル高い支援者になれると思います。

私もまだ道の途中ですが、「考えながら仕事をする」ことで、自然にその使い分けができるようになってきているな、と実感しています。

ぜひ私達と一緒に、ゆずの根拠ある療育実践を行っていきましょう!

 
 

私から補足していいですか?

 
 

どうぞどうぞ。

 
 

ゆずのサイトやパンフレットに、私がうんちくんハットを被っている写真が掲載されていますが、私は教祖でも、怪しい自称霊能力者でもありませんので、安心してご応募ください

 
 

私も最初は、教祖的な雰囲気だなと思っていましたが、今では、怪しいセミナー講師みたいだと思っています。

 
 

それ、フォローになってないやん!!(涙)

 

【ゆず代表の編集後記】

いかがだったでしょうか。

児発管という仕事は、療育の実務においてとても重要な役割があります。

その最も重要なものの一つに、「保護者支援」があります。

療育というと、つい「子どもへの働きかけ」と捉えられることも多いと思いますが、実は子どもへの働きかけ以上に、保護者支援が大切です。

なぜなら、保護者の方が我が子のことを適切に理解しておかなければ、子育ての方針は決まりませんし、受け身的に療育を利用しているだけでは、後々困ることが出てくるからです。

その保護者支援の役割を担うのが児発管ということになるのですが、多くの児発管は個別支援計画書の作成などの事務的な仕事や療育スタッフのピンチヒッターとしての活動に翻弄され、十分な保護者支援が行えていない、という現状があります。

ゆずでは、児発管が保護者支援にじっくりと時間をかけられるような仕組みを構築することで、「安心して子育てができる環境作りのお手伝い」を行っています。

そんな他とは一風変わったゆずの療育ですが、それこそが「将来を見据えた療育」につながると信じて、日々の実践を行っています。