こんにちは。ゆずのおっちゃんです。
写真の二人は、4月よりゆずに勤務してくれる出口美稀先生と松岡実樹先生です。
それぞれのプロフィールなどは、スタッフ紹介のページをご覧いただくとして、二人を一言で表現するなら、こんな感じです。
出口先生:粘り強さと底力。
松岡先生:やり抜く力と本質を見抜く力。
そして、二人の共通点は「子どもが大好きなこと」です。
療育に限らず、子育て支援の仕事は、子どもが好きじゃないと始まりませんよね。
ところで、私はよくスタッフに言うことがあります。
療育者は、演者であるべきだと。
あれです。
神戸まつりのサンバです。
それと一緒です。
え?どういうことか分かりませんか?
サンバチームのダンスを見ていると、そして笑顔で楽しそうに踊っている人たちを見ていると、何となく楽しくなってきますよね。
「一緒に踊ろうよ!」と手を引かれると、思わず、「そ、そう?じゃあ、踊ろうか?」となりませんか?
これです。
遊びになかなか乗れない子どもも、スタッフが楽しそうに遊んでいる様子を見ると、自然に心を許し、自然に遊びに参加するようになってきます。
そうして、いつの間にか一緒に遊ぶことができるようになるんです。
これが「楽しい!が伝播する瞬間」です。
言葉が出ていないお子さんでも、一見関心が無さそうに見えるお子さんでも、みんな本当は楽しく遊びたいんです。
でも、自分から参加したり、自分から関わることができない子もいます。
だから、療育者はサンバを踊るダンスチームとして、「楽しそうな雰囲気を醸し出す」ことが大切な役割になるのです。
閑話休題。
4月からゆずに参加してくれたお二人は、子どもが好きというだけでなく、サンバを踊る表現者としても十二分にその素質を持った人たちです。
ゆずのおっちゃんも、療育界における表現者としては、絶対の自信を持ってきましたが、スタッフに追い抜かされることがないよう、さらに精進するぞ!と誓いました(笑)。
ということで、今後ともゆずのスタッフを、どうぞよろしくお願いします。